全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年11月25日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・トルコの寒気トラフ:寒気南下
・シベリア75Eの寒気トラフ:寒気南下
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下
・アメリカ110Wの寒冷渦:寒気南下
・ニュージーランドのSWの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋35Wの寒冷渦:寒気東進、850hPa・-4℃線は40N
・トルコの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が35N近くまで
・シベリア75Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-20℃線が55Nまで
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が40Nまで
・太平洋150Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・12℃線が20N(ハワイ)以南まで
・アメリカ110Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・8℃線が25N(メキシコ)まで
・カナダ80Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が50N以南まで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・大西洋40Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40S
・南アフリカのSの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・オーストラリアのS(125E)の寒気トラフ:寒気北上、オーストラリアSW部で降温
・ニュージーランドのSWの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が45Sまで
・太平洋85W(チリのSW)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は45S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:シベリア110E61N、155E62N付近
・南半球低極 -24℃:南極大陸00E87S、110W82S付近
・高極(25日00UTC) 24℃:ナミビア~南アフリカ、メキシコ、アルゼンチンNW部、ボリビアS部
・高極(25日12UTC) 28℃:ナミビア、ボツワナSW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

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