全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年6月2日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ポーランドの寒気トラフ:寒気南下
・カザフスタン70Eの高気圧:暖気北上
・カナダ85Wのリッジ:暖気東進
・南アフリカのWの寒気トラフ:寒気東進
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・ポーランドの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が50Nまで
・カザフスタン70Eの高気圧:暖気北上、850hPa・20℃線が55N以北まで
・日本海の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・12℃線が40N以南まで
・カナダ85Wのリッジ:暖気東進、850hPa・4℃線は70Nの少しS
・同65Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が50Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に太平洋150W~南アフリカのSW(10E)の流れで蛇行大
・南アフリカのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30S
・インド洋85Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30Sまで
・オーストラリアSW部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が25Sまで
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35S以北まで
・太平洋85Wの寒気トラフ:ブロッキング、850hPa・0℃線は40S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -12℃:チュコート海、バッフィン湾
・南半球低極 -52℃:南極大陸110E72S付近
・高極(2日00UTC) 32℃:メキシコ
・高極(2日12UTC) 32℃:イラン~パキスタンW部、中国100E付近

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

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