全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年6月14日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ロシア50Eのリッジ:暖気北上
・シベリア180Wの寒冷渦:寒気南下
・アメリカ115Wの寒気トラフ:寒気南下
・南アフリカの寒気トラフ:寒気北上
・南太平洋90Wの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・ロシア50Eのリッジ:暖気北上、850hPa・20℃線が50N以北まで
・シベリア95Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は50N
・同180Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-4℃線が60Nまで
・アメリカ115Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が45N以南まで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にインド洋45Eの寒冷渦を周る流れで蛇行大
・大西洋30Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・南アフリカの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35Sまで
・オーストラリアのE(160E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30Sの少しN
・太平洋90Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S近くまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:シベリアE部、バッフィン湾~グリーンランドN部
・南半球低極 -40℃:南極大陸20E85S付近
・高極(14日00UTC) 36℃:メキシコ
・高極(14日12UTC) 36℃:イラン、中国80E付近(タクラマカン砂漠)

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です