全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年3月26日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・スペイン~モロッコの寒気トラフ:寒気南下
・日本の寒気トラフ:寒気南下
・アメリカ95Wの寒気トラフ:寒気南下
・カナダ80Wのリッジ:暖気北上
・南アフリカのSの寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にカナダ80Wのリッジの流れで蛇行大
・大西洋30Wの寒冷渦:寒気東進、850hPa・-12℃線は50N
・スペイン~モロッコの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が30Nまで
・インドW部~カザフスタン70Eのリッジ:暖気東進、850hPa・16℃線は45Nの少しS
・シベリア100Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が50Nまで
・日本の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が35Nまで
・アメリカ95Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が40Nまで
・カナダ80Wのリッジ:暖気北上、850hPa・4℃線が50Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特に、太平洋145Wのリッジの流れで蛇行大
・南アフリカのSの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・インド洋80Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35Sまで
・ニュージーランドのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は45S
・太平洋120Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40Sまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -28℃:タイミル半島
・南半球低極 -44℃:南極大陸125E付近
・高極(26日00UTC) 28℃:メキシコ
・高極(26日12UTC) 28℃:エチオピア、メキシコS部

※ ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の図を貼ることができなくなっています。
x(旧ツイッター)の「気温のページ」に貼り付けた図をご覧ください。また、
ECMWFホームページ:https://charts.ecmwf.int/、
あるいは当サイトの「天気図ムービー」:http://kion-web.com/charts_movie/ からもご覧になれます。
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

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