東京で3月の最高気温記録を2.8℃更新(2024/3/31)

図1 850hPa解析、2024/3/31/00UTC
図2 アメダス風、2024/3/31/14時

今日の東京の最高気温は28.1℃。
これは平年より11.6℃高く、7月上旬並み。これまでの3月の最高気温は2013/3/10に記録した25.3℃で、これを2.8℃上回る、驚きの高温となりました。

この高温の原因を考えてみると、
1.850hPaの高温と日照
2.海からの冷気が入らず
の2点だと思います。

今日9時のつくば(館野)の850hPa気温は平年より8.7℃高い10.2℃でした(図1)。これは、日射で地上が暖められると25℃までは簡単に上がる状況です。9時以降も南西風のためフェーンの効果も加わってさらに昇温したものと思われます。この状況下でしっかり日照があり、気温がどんどん上昇したというのが1点目。

2点目、東京都心に限定した話になりますが、上空の高温や日照によって気温が上がる場合でも、相対的に冷たい東京湾からの気流により気温上昇が抑えられることが多いのです。ところが今日は、都心から見て南東方向の東京湾岸では強い南西の風が吹き続きました(図2)。これが、海からの冷気の都心への流入を阻止したのです。

これらにより、都心で記録的高温が観測されたと考えます。

(2024/3/31掲載)

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