国内気温概況:2020年12月2日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

8時までの最低気温の平年差
6時の天気図
8時までの最低気温
6時のIR画像

北日本に寒気

【気圧配置】
6時では、低気圧がカムチャツカ半島の東に、高気圧がバイカル湖の南西にあり、前線が小笠原諸島の南に停滞している。
【北日本:北海道、東北】
北海道は寒気が入っており日本海側や渡島半島では雪雲がかかって平年並みの所が多く、上川の冷え込みやすい2地点のみ平年より高め、東部では晴れて冷え込み平年並み~低くなった。東北は寒気が入っているが曇りや晴れで平年並みの所が多く所々で平年より高めとなり、平年より低めは岩手、宮城の各1地点のみ。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
関東甲信と静岡は晴れや曇りで平年並み~高めの所が多く、茨城の2地点では平年より高くなった。愛知、岐阜、三重は概ね晴れて全地点で平年並み。北陸は曇りや晴れで平年並みの所が多いが、海からの風が吹き続けた富山、石川の計3地点では平年より高めとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
概ね晴れて平年並みの所が多いが、山口、愛媛を中心に計9地点では冷え込んで平年より低め、日本海側など雲のかかった一部地域と沿岸部で風の吹き続いた所では平年より高めの所があり、長崎県壱岐・対馬の2地点では平年より高くなった。
【沖縄・奄美】
曇りや雨で北東の風が吹き、平年並み~高めとなった。

※ 図は気象庁HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成

※ 12月2日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし

2020/12/2 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -5 ~ +4 根室、釧路-5、十勝-4、上川+4
東北 -3 ~ +4 岩手、宮城-3、福島+4、秋田、山形+3
関東甲信 -3 ~ +5 群馬-3、茨城+5、栃木、伊豆諸島、千葉、長野+4
東海 -2 ~ +4 静岡+4
北陸 -2 ~ +4 富山+4、石川+3
近畿 -2 ~ +4 京都+4、兵庫+3
中国 -4 ~ +4 山口-4、鳥取+4
四国 -3 ~ +3 愛媛-3、高知+3
九州 -3 ~ +5 福岡、大分、宮崎-3、長崎+5、鹿児島+4
沖縄・奄美 +1 ~ +4 奄美、沖縄本島+4、大東島+3
850hPa気温、平年差2020年12月01日 21時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 -15.9 -5.5
札幌 -13.3 -5.0
釧路(根室) -12.9 -5.5
秋田 -9.5 -5.2
輪島 -3.3 -1.7
つくば -0.5 -2.2
八丈島 7.6 +2.4
松江(米子) -2.1 -1.8
潮岬 5.0 +1.4
福岡 2.2 +0.7
鹿児島 7.2 +2.7
名瀬 7.4 0.0
南大東島 13.2 +2.6
石垣島 11.2 +0.5
父島 14.0 +2.3

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