国内気温概況:2021年5月27日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

8時までの最低気温の平年差
6時の天気図
8時までの最低気温
6時のIR画像

北海道で平年差の幅大きい

【気圧配置】
6時では、前線を伴う低気圧が九州にあり、日本の東~北海道は気圧の尾根になっている。
【北日本:北海道、東北】
北海道は晴れで明け方以降に曇り域が拡大、寒気の影響を受けた所もあり平年並み~低い所が多いが、南西の風の影響を受けた北部、積丹半島、太平洋側東部沿岸部のそれぞれ一部では平年より高め~高い所があった。東北は曇りで青森では初め晴れ、平年並みの所が多いが、秋田、岩手の計6地点では寒気により平年より低め、青森、福島の計5地点では平年より高めとなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は曇り後雨で関東の一部では曇り、平年並みの所が多いが、関東北部を中心に10地点では平年より高め、東海の平地の5地点では雨の冷気により平年より低めとなった。日本海側は曇りで福井は明け方以降、富山、石川は朝以降に雨、全地点で平年並みとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
概ね雨で平年並みの所が多いが、鹿児島の1地点では暖気により平年より高め、近畿、四国の都市部や沿岸部の計6地点では雨の冷気により平年より低めとなった。
【沖縄・奄美】
晴れや曇りで南西~南の風が吹き、平年より高めの所が多いが、奄美、先島諸島の各1地点では平年並みとなった。

※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成

※ 下の850hPa気温、平年差表は、気象庁での平年値切り替えに合わせて、新平年値を使っています。

※ 5月27日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:あり、上のメニューから「日本の気温」/「国内記録更新表」をご覧ください。

2021/5/27 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -5 ~ +6 上川、石狩、十勝、日高-5、網走、胆振-4、
宗谷、上川+6、後志、網走+5
東北 -3 ~ +4 秋田、岩手-3、福島+4、青森+3
関東甲信 -2 ~ +4 栃木+4、茨城、群馬、長野+3
東海 -3 ~ +1 愛知、岐阜、三重-3
北陸 -1 ~ +1  
近畿 -3 ~ +1 大阪、兵庫、和歌山-3
中国 -2 ~ +2  
四国 -3 ~ +1 高知-3
九州 -2 ~ +3 鹿児島+3
沖縄・奄美 -2 ~ +4 全4地域+4
850hPa気温、平年差2021年05月26日 21時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 4.6 -2.3
札幌 6.4 -1.3
釧路 5.0 -3.2
秋田 3.8 -5.6
輪島 9.4 -1.7
つくば 9.0 -2.5
八丈島 16.2 +3.1
松江 14.0 +1.3
潮岬 14.6 +1.8
福岡 8.0 -5.0
鹿児島 9.0 -4.8
名瀬 16.8 +1.1
南大東島 20.4 +3.3
石垣島 21.0 +3.0
父島 18.0 +1.6

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