国内気温概況:2021年10月17日18時(日本時間)までの最高気温の平年差

18時までの最高気温の平年差
15時の天気図
18時までの最高気温
15時のIR画像

北日本と北陸~山陰で平年より低め~低い

【気圧配置】
15時では、低気圧がサハリンの東と千島列島に、高気圧が上海の北西にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は曇りや雨・雪で日照もある天気で、寒気により平年並み~低いが、平年並み~低めは東部が中心で、いずれも寒気流入初期の未明~明け方に記録されたもの。東北は雨後曇り所々で晴れで、寒気により平年並み~低いが、大部分の地点で寒気流入初期の未明~明け方に最高気温が記録されており、日中の気温はもっと低い。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
関東甲信は雨後曇り所々で晴れで平年並みの所が多いが、ここも寒気流入中で最高気温は未明~明け方に出た所が多く、寒気が早めに入った長野の13地点では平年より低めとなった。東海は曇り後晴れ静岡は曇りや雨で、寒気により平年並みの所が多いが、寒気の入りが早かった岐阜、三重の計10地点では平年より低め~低くなった。北陸は雨や曇りで寒気により平年より低め~低い所が多く、平年並みは新潟の4地点のみ。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿、中国は、日本海側は雨や曇り、その他は曇り後晴れで、寒気により平年並み~低く、平年より低いのは日本海側が中心。四国、九州は晴れや曇りで寒気により平年並み~低めの所が多く、長崎の1地点では平年より低くなった。
【沖縄・奄美】
北よりの風曇りや晴れで平年並みの所が多いが、先島諸島の2地点では寒気により平年より低めとなった。

※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。

※ 10月17日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし

2021/10/17 18時までの最高気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -8 ~ 0 後志、檜山-8、
宗谷、上川、留萌、石狩、空知、胆振、渡島-7
東北 -6 ~ +1 青森、秋田、岩手-6、宮城、山形-5
関東甲信 -4 ~ +2 長野-4
東海 -5 ~ +2 岐阜-5、三重-3
北陸 -5 ~ -2 新潟-4、他3県-5
近畿 -6 ~ 0 京都、兵庫-6、奈良-4
中国 -7 ~ 0 島根、鳥取-7、岡山、広島-6
四国 -4 ~ +1 徳島、愛媛-4、香川、高知-3
九州 -5 ~ +1 長崎-5、福岡、大分、佐賀、熊本、宮崎-3
沖縄・奄美 -3 ~ +1 先島諸島-3
850hPa気温、平年差2021年10月17日 09時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 -8.1 -8.4
札幌 -5.5 -7.8
釧路 -0.3 -3.0
秋田 -0.9 -6.1
輪島 1.2 -5.9
つくば 10.0 +1.0
八丈島 14.4 +1.8
松江 3.8 -4.7
潮岬 12.6 +1.3
福岡 4.0 -5.8
鹿児島 11.8 -0.6
名瀬 11.4 -2.6
南大東島 16.0 -0.2
石垣島 14.0 -1.5
父島 20.8 +3.6

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