国内気温概況:2021年12月16日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

8時までの最低気温の平年差
6時の天気図
8時までの最低気温
6時のIR画像

北海道や日本海側で平年より高め~高い

【気圧配置】
06時では、低気圧が中国北東部、日本海とオホーツク海に、高気圧がモンゴル西部と紀伊半島の南にあり、前線が九州の西に停滞している。
【北日本:北海道、東北】
北海道は西よりの風で、東部は概ね晴れ、その他は曇りや晴れ所々で雪で、雲や風が冷え込みを抑えて平年並み~高く、上川では全地点で平年より高くなった。東北は、岩手、宮城は概ね晴れて全地点で平年並み、その他は曇りや晴れ朝は青森、秋田の一部で雨・雪で冷え込みは弱く平年並み~高めの所が多くなり、青森、福島の計4地点では平年より高くなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は概ね晴れ北部山沿いの一部で曇りで平年並みの所が多いが、群馬、長野、岐阜、三重の計8地点では雲や風により平年より高めとなった。日本海側は曇りや雨所々で晴れで、暖気の影響もあり平年並み~高くなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿、四国は晴れ朝から一部で曇りで平年並みの所が多いが、沿岸部や標高の高い所など7地点では平年より高め~高くなった。中国、九州は晴れ後曇り朝以降長崎の島嶼部で雨で、暖気の影響を受けた所もあり平年並み~高いが、平年より高め~高いのは、日本海側、瀬戸内側、東シナ海側の沿岸部が中心で、長崎では平年並みの地点は無かった。
【沖縄・奄美】
東~南東の風晴れや曇りで、暖気により平年並み~高めの所が多く、奄美の1地点では平年より高くなった。

※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。

※ 12月16日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし

2021/12/16 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 0 ~ +11 網走、十勝+11、釧路+10、上川+9、宗谷、空知+8
東北 -1 ~ +5 福島、青森+5、秋田、山形+4
関東甲信 -2 ~ +4 長野+4、群馬+3
東海 -2 ~ +3 岐阜、三重+3
北陸 0 ~ +6 富山、石川+6、新潟、福井+4
近畿 -2 ~ +5 京都+5、兵庫、和歌山+4
中国 0 ~ +9 島根+9、山口+7、鳥取+6
四国 -2 ~ +4 愛媛+4、高知+3
九州 -1 ~ +8 長崎+8、福岡+7、佐賀+6
沖縄・奄美 -2 ~ +5 奄美+5、沖縄本島、先島諸島+4
850hPa気温、平年差2021年12月15日 21時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 -11.1 +1.9
札幌 -8.5 +2.4
釧路 -7.5 +1.8
秋田 -5.5 +1.3
輪島 -0.9 +3.1
つくば 1.4 +1.9
八丈島 7.2 +4.5
松江 1.2 +4.1
潮岬 1.8 +0.7
福岡 3.2 +4.2
鹿児島 3.6 +1.2
名瀬 8.8 +3.0
南大東島 13.4 +4.0
石垣島 14.6 +4.6
父島 8.2 -1.9

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