国内気温概況:2021年12月29日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

8時までの最低気温の平年差
6時の天気図
8時までの最低気温
6時のIR画像

東北南部~関東甲信北部で強い冷え込み

【気圧配置】
06時では、低気圧がウラジオストクの北と南に1個ずつ、高気圧が伊豆諸島の南西にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は、日本海側北部は曇りや雪、その他は晴れや曇りで、寒気や冷え込みにより平年並み~低い所が多いが、雲のかかった上川を中心に冷え込みが弱く7地点で平年より高め~高くなった。東北は曇りや晴れ所々で雪で、寒気や冷え込みにより平年並み~低いが、北部は比較的冷え込みが弱く、青森では平年より低い地点は無かった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は晴れや曇りで、寒気や冷え込みにより平年並み~低いが、平年より低いのは強い冷え込みとなった北部山沿いが中心で、南部は冷え込みが弱く平年並みの所が多くなった。日本海側は曇り後晴れで、南よりの風により冷え込みは弱く平年並みの所が多いが、新潟の内陸部を中心に計8地点では冷え込んで平年より低め~低くなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿、四国は曇りや晴れで平年並みの所が多いが、滋賀、兵庫の計3地点では冷え込んで平年より低めとなった。中国、九州は概ね雲に覆われて明け方以降は山陰~九州北部の一部で雨で、冷え込みは弱く平年並みの所が多くなり、島根、山口の沿岸部を中心に計14地点では平年より高め~高くなった。
【沖縄・奄美】
奄美、沖縄本島、先島諸島は曇り所々で雨で、平年並みの所が多いが、先島諸島では南よりの風で暖気が入り4地点で平年より高め、大東島は晴れや曇りで冷え込み、平年並み~低めとなった。

※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。

※ 12月29日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし

2021/12/29 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -7 ~ +5 網走-7、後志、根室、釧路-6、上川+5、網走+4
東北 -8 ~ +1 宮城、福島-8、秋田、岩手、山形-5
関東甲信 -10 ~ 0 長野-10、群馬-7、栃木-6
東海 -5 ~ +1 岐阜-5、静岡-4
北陸 -5 ~ +1 新潟-5、富山-4
近畿 -4 ~ 0 兵庫-4、滋賀-3
中国 -1 ~ +5 島根+5、山口+4
四国 -2 ~ +1  
九州 -2 ~ +4 福岡+4、長崎+3
沖縄・奄美 -4 ~ +3 大東島-4、先島諸島+3
850hPa気温、平年差2021年12月28日 21時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 -19.3 -5.7
札幌 -16.7 -5.1
釧路 -15.1 -4.0
秋田 -11.9 -3.9
輪島 -8.9 -3.3
つくば -6.1 -4.0
八丈島 -2.9 -4.1
松江 -3.9 +0.3
潮岬 -2.1 -1.9
福岡 -4.3 -2.3
鹿児島 -2.1 -3.4
名瀬 3.0 -1.5
南大東島 4.8 -3.0
石垣島 8.4 -0.3
父島 4.0 -4.0

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