国内気温概況:2021年12月31日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

8時までの最低気温の平年差
6時の天気図
8時までの最低気温
6時のIR画像

北日本の一部に強い寒気

【気圧配置】
06時では、低気圧がサハリンの東と千島列島の東に、高気圧が北京の西にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は寒気が流入しつつあり、日本海側は曇りや雪、その他は晴れや曇りで、寒気や冷え込みにより平年並み~低い所が多いが、上川を中心に計8地点では風や雲が冷え込みを抑えて平年より高め~高くなった。東北は北西~西の風、曇り日本海側中心に雪、太平洋側は所々で晴れで、寒気により平年並み~低めの所が多く、青森、秋田の計4地点では寒気が強く平年より低くなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は西~北西の風で寒気が流入、曇りや晴れ北部山沿いや岐阜を中心に所々で雪で、風や雲が冷え込みを抑えて平年並みの所が多く、栃木、静岡、岐阜の各1地点では平年より高めとなったが、伊豆諸島の1地点では寒気により平年より低めとなった。日本海側は雪で平年並みの所が多いが新潟県佐渡の3地点では寒気により平年より低めとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿、中国、四国は西~北西の風で寒気が流入して曇りや晴れ、日本海側や山沿いでは雪・雨で、冷え込みは弱く平年並みの所が多いが、広島、島根、高知の計4地点では寒気により平年より低めとなった。九州は北西の風晴れや曇り所々で雨・雪で冷え込みは弱く平年並み~高めの所が多いが、長崎の2地点では寒気により平年より低めとなった。
【沖縄・奄美】
北~北東の風曇りや晴れで、全地点で平年並みとなった。

※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。

※ 12月31日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:あり、上のメニューから「日本の気温」/「国内記録更新表」をご覧ください。

2021/12/31 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -8 ~ +5 渡島-8、石狩、胆振-7、
上川+5、空知、根室、十勝、日高+3
東北 -5 ~ +1 青森、秋田-5、岩手-4
関東甲信 -3 ~ +3 伊豆諸島-3、栃木+3
東海 -1 ~ +3 静岡、岐阜+3
北陸 -3 ~ 0 新潟-3
近畿 -2 ~ +2  
中国 -4 ~ +1 広島-4、島根-3
四国 -3 ~ +2 高知-3
九州 -4 ~ +4 長崎-4、大分、熊本、鹿児島+4、佐賀、宮崎+3
沖縄・奄美 -2 ~ +1  
850hPa気温、平年差2021年12月30日 21時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 -14.7 -1.1
札幌 -14.9 -3.2
釧路 -11.1 +0.2
秋田 -11.9 -3.6
輪島 -9.1 -3.2
つくば -3.1 -0.8
八丈島 -0.1 -1.1
松江 -8.1 -3.7
潮岬 -3.1 -2.7
福岡 -6.7 -4.5
鹿児島 -4.7 -5.8
名瀬 0.8 -3.6
南大東島 4.8 -2.9
石垣島 5.8 -2.9
父島 9.6 +1.9

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