国内気温概況:2022年4月1日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

8時までの最低気温の平年差
6時の天気図
8時までの最低気温
6時のIR画像

北海道と関東南部に寒気の影響

【気圧配置】
06時では、高気圧が北京付近にあり、前線が大東諸島~伊豆諸島南部に停滞している。
【北日本:北海道、東北】
北海道は、東部は雪雲がゆっくり東進して雲の抜けた所は晴れ、その他は曇りや晴れ所々で雪で、寒気や冷え込みにより平年並み~低めの所が多く網走の2地点(滝上、留辺蘂)では平年より低いが、後志と釧路の計5地点では冷え込みが弱く平年より高めとなった。東北は曇りや晴れ、青森は所々で雪・雨で、平年並みの所が多いが、秋田の1地点(脇神)では冷え込んで平年より低め、秋田、福島の計3地点では気温が下がりにくく平年より高めとなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
関東甲信は、関東南部は雨で寒気により平年並み~低めの所が多く千葉の1地点(千葉)では平年より低いが、その他は雨・雪後曇りで平年並み、父島(小笠原)では暖気により平年より高めとなった。東海は雨後曇りで平年並み~高めの所が多いが、静岡県伊豆の3地点では寒気により平年より低めとなった。北陸は曇り所々で晴れ未明に一部で雨で、全地点で平年並み。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿、四国は雨後曇り、中国は曇り後晴れで、平年並みの所が多く所々(13地点)では平年より高めとなった。九州は曇りや雨、明け方以降北から次第に晴れで、暖気により平年並み~高めとなった。
【沖縄・奄美】
北~北東の風、大東島は未明に南西の風、曇りや雨で、平年並みの所が多いが、奄美、大東島の計4地点では暖気により平年より高めとなった。

※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。

※ 4月1日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし

2022/4/1 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -6 ~ +3 網走-6、宗谷-4、石狩、渡島-3、後志、釧路+3
東北 -3 ~ +3 秋田-3、秋田、福島+3
関東甲信 -5 ~ +3 千葉-5、東京、伊豆諸島、神奈川-4、小笠原+3
東海 -4 ~ +4 静岡-4、静岡+4、愛知、岐阜+3
北陸 -2 ~ +2  
近畿 -2 ~ +3 滋賀、京都、兵庫+3
中国 -1 ~ +3 岡山、島根、鳥取、山口+3
四国 -2 ~ +3 高知+3
九州 0 ~ +4 大分、熊本、宮崎、鹿児島+4、他3県+3
沖縄・奄美 -1 ~ +3 奄美、大東島+3
850hPa気温、平年差2022年03月31日 21時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 -10.7 -4.3
札幌 -10.5 -5.2
釧路 欠測
秋田 -7.3 -4.4
輪島 欠測
つくば 3.6 +1.1
八丈島 11.0 +5.6
松江 欠測
潮岬 欠測
福岡 3.2 -1.2
鹿児島 9.4 +3.0
名瀬 12.8 +3.5
南大東島 15.4 +3.5
石垣島 15.8 +2.9
父島 13.8 +3.0

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