国内気温概況:2022年6月24日18時(日本時間)までの最高気温の平年差

18時までの最高気温の平年差
15時の天気図
18時までの最高気温
15時のIR画像

北陸でフェーン現象

【気圧配置】
15時では、低気圧がウラジオストクの北と北海道の西に、高気圧が日本の東にあり、日本の南には東から気圧の尾根が張り出している。
【北日本:北海道、東北】
北海道は南よりの風、雨や曇りで、雨の冷気により平年並み~低めの所が多く上川の2地点(幾寅、富良野)では平年より低いが、沿岸部の所々(10地点)では暖気の影響により平年より高め。東北は曇りや雨、福島とそれに隣接する地域は午後に晴れで、北部では南よりの風が山越えとなった所があり、南部では日照の影響により、平年並み~高い所が多いが、岩手の2地点(岩手松尾、花巻)では平年より低めとなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
関東甲信は南よりの風、曇り所々で雨、後晴れで、平年より高め~高い所が多く埼玉では全地点で平年より高いが、海面水温の影響を受けた沿岸部の一部と日照の少なかった山沿いの一部の計16地点では平年並み。東海は曇りや晴れ所々で雨で平年並み~高いが、三重では日照が多く平年並みの地点は無かった。北陸は曇りや晴れ所々で雨で、南よりの山越えの風によるフェーン現象の影響もあり、平年より高い所が多く、平年より高めは新潟、石川の計4地点のみ。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
南~南西の風、曇りや晴れ所々で雨で、平年並み~高く、香川では全地点で平年より高いが、長崎、佐賀では日照が少なく平年並みの地点が多くなった。
【沖縄・奄美】
南よりの風、晴れや曇りで、平年並みの所が多いが、奄美の1地点(名瀬)では山越えの風により平年より高めとなった。

※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。

※ 6月24日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:あり、上のメニューから「日本の気温」/「国内記録更新表」をご覧ください。

2022/6/24 18時までの最高気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -5 ~ +4 上川-5、空知、十勝-4、
網走+4、宗谷、留萌、十勝、渡島+3
東北 -3 ~ +7 岩手-3、岩手、山形、福島+7、秋田+6
関東甲信 0 ~ +9 長野+9、茨城、栃木、群馬、埼玉+8
東海 -1 ~ +7 三重+7、岐阜+6
北陸 +3 ~ +12 新潟+12、富山+10
近畿 -1 ~ +8 滋賀、京都、兵庫+8、奈良+6
中国 +1 ~ +8 岡山+8、島根、鳥取+7
四国 0 ~ +9 香川+9、徳島、愛媛+8
九州 0 ~ +9 大分+9、宮崎+7、福岡+6
沖縄・奄美 0 ~ +3 奄美+3
850hPa気温、平年差2022年06月24日 09時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 14.6 +4.1
札幌 13.8 +2.6
釧路 欠測
秋田 17.2 +4.7
輪島 18.2 +4.2
つくば 19.6 +4.9
八丈島 19.8 +3.2
松江 16.8 +1.9
潮岬 17.8 +1.8
福岡 17.8 +2.0
鹿児島 16.6 -0.2
名瀬 22.0 +3.4
南大東島 20.2 +1.1
石垣島 20.2 +0.4
父島 20.2 +1.7

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