国内気温概況:2023年3月1日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

08時までの最低気温の平年差
06時の天気図
08時までの最低気温
06時のIR画像

北海道で平年より高い

【気圧配置】
06時では、低気圧が北海道の北東に、高気圧が小笠原諸島の北東にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は南西後北西の風、曇りや晴れ、北部を中心に時々雨/雪で、暖気により平年より高い所が多く、平年より高めは宗谷、釧路、渡島の各1地点のみで、上川では全地点で平年より10.0℃以上高い。東北は南西の風、曇りや晴れ、明け方以降、秋田、岩手の所々で雨で、暖気により平年並み~高く、青森では全地点で平年より高くなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
晴れや曇りで、茨城の1地点(北茨城)で冷え込んで平年より低めとなった他は、平年並み~高く、平年より高め~高いのは風が吹き続いて冷え込みを抑えた所が多く、風の淀んだ所では平年並みの所が多く、埼玉、山梨、愛知、岐阜、三重では全地点で平年並みとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿、四国は晴れや曇りで平年並みの所が多いが、沿岸部や標高の高い9地点では冷え込みが弱く平年より高め~高い。中国は曇り後晴れで平年並み~高く、平年より高いのは山陰が中心。九州は曇り所々で晴れで平年並み~高いが、宮崎、鹿児島では少し冷え込んで平年並みの所が多く鹿児島の1地点(中種子)では平年より低めとなった。
【沖縄・奄美】
奄美、沖縄本島は晴れや曇りで、寒気や冷え込みにより平年並み~低く、大東島、先島諸島は東よりの風、曇りや晴れで平年並みの所が多いが、先島諸島の2地点(大原、伊原間)では平年より高めとなった。

※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。

※ 3月1日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし

2023/3/1 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 +4 ~ +20 十勝+20、上川+17、網走+16
東北 -2 ~ +13 岩手+13、青森+12
関東甲信 -3 ~ +10 茨城-3、千葉、長野+10、伊豆諸島、神奈川+8
東海 -2 ~ +9 静岡+9
北陸 -1 ~ +10 新潟、石川+10、富山+7
近畿 -1 ~ +5 京都、和歌山+5、大阪、兵庫+4
中国 0 ~ +10 島根+10、鳥取、山口+8
四国 -1 ~ +4 高知+4、愛媛+3
九州 -3 ~ +7 鹿児島-3、福岡、長崎+7、佐賀、熊本+5
沖縄・奄美 -5 ~ +3 奄美-5、沖縄本島-3、先島諸島+3
850hPa気温、平年差2023年02月28日 21時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 -5.1 +7.6
札幌 1.8 +12.8
釧路 欠測
秋田 -2.9 +4.7
輪島 1.4 +6.3
つくば 4.6 +6.3
八丈島 1.2 -0.8
松江 欠測
潮岬 欠測
福岡 2.0 +2.0
鹿児島 2.2 -0.6
名瀬 3.0 -3.2
南大東島 5.0 -4.1
石垣島 10.6 +0.3
父島 3.2 -4.7

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