国内気温概況:2023年3月13日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

08時までの最低気温の平年差
06時の天気図
08時までの最低気温
06時のIR画像

近畿以西に寒気流入

【気圧配置】
06時では、低気圧が北海道の西に、高気圧が四川盆地とカムチャツカ半島の東にあり、寒冷前線が北陸~紀伊半島にかかっている。
【北日本:北海道、東北】
北海道は南東の風、曇り、釧路、十勝は時々雨/雪で、暖気により平年より高い所が多く、平年より高めは北部沿岸部を中心に9地点のみ。東北は曇り一時晴れ、所々で雨で、暖気により平年より高め~高い所が多く、宮城では全地点で平年より高いが、岩手、山形、福島の5地点では少し冷え込んで平年並みとなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は曇りや雨、関東は一時晴れで、暖気により平年より高い所が多く、伊豆諸島南部と小笠原の4地点のみ平年並み~高め。日本海側は曇りや晴れ、後雨で、暖気により平年より高め~高く、石川では全地点で平年より高くなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿、中国、四国は曇りや雨、山口は朝に晴れで、寒気流入中だが暖気の影響が残って平年並み~高く、寒気の届いていない滋賀、奈良では全地点で平年より高い一方、広島、島根、山口では寒気により平年より高い地点は無かった。九州は曇り所々で晴れ、未明は南部の一部で雨で、平年並みの所が多いが、長崎の2地点(鰐浦、芦部)では寒気により平年より低め、大分、宮崎、鹿児島の8地点では暖気の影響が残って平年より高めとなった。
【沖縄・奄美】
奄美、沖縄本島、先島諸島は曇りや雨、大東島は晴れで、全地点で平年並みとなった。

※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。

※ 3月13日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし

2023/3/13 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 +3 ~ +17 網走+17、上川、留萌、釧路、胆振、日高+14
東北 +2 ~ +14 岩手、宮城、福島+14、青森+12
関東甲信 0 ~ +13 茨城、栃木+13、群馬、埼玉、東京、長野+12
東海 +5 ~ +9 静岡、愛知+9、岐阜+8
北陸 +3 ~ +9 新潟+9、富山、石川+7
近畿 +1 ~ +9 和歌山+9、滋賀、京都+8
中国 0 ~ +7 岡山+7、鳥取+5
四国 0 ~ +8 徳島+8、他3県+5
九州 -4 ~ +4 長崎-4、大分+4、宮崎、鹿児島+3
沖縄・奄美 -2 ~ +1  
850hPa気温、平年差2023年03月12日 21時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 4.8 +15.7
札幌 6.6 +16.0
釧路 欠測
秋田 6.8 +13.2
輪島 欠測
つくば 3.6 +4.0
八丈島 6.8 +4.0
松江 欠測
潮岬 欠測
福岡 2.0 +0.8
鹿児島 7.2 +3.5
名瀬 7.2 +0.3
南大東島 8.0 -1.7
石垣島 10.0 -1.1
父島 6.6 -2.0

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