国内気温概況:2024年12月14日8時(日本時間)までの最低気温の平年差
北海道で強い冷え込み
【気圧配置】
06時では、低気圧が関東の東とカムチャツカ半島の東に、高気圧がバイカル湖の南西にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は晴れや曇り、留萌、空知、石狩、後志では時々雪で、寒気や放射冷却により平年並み~低い。東北は、日本海側は曇り所々で一時雪、太平洋側は曇り時々晴れで、平年並みの所が多いが、岩手の1地点(江刺)では雲や風が放射冷却を抑えて平年より高めとなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
関東は曇り後晴れ、または曇り、未明は伊豆諸島、千葉などで雨で、平年並みの所が多いが、群馬の1地点(館林)では放射冷却により平年より低め。甲信、東海は曇りや雪/雨、山梨、静岡は明け方以降次第に晴れで、風や雲が放射冷却を抑えて平年並み~高めの所が多く、静岡の1地点(松崎)では平年より高い。北陸は雨/雪で、全地点で平年並みとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿、中国は北~西の風、曇りや雨/雪、和歌山南部と山陽の広範囲では晴れで、平年並みの所が多いが、奈良、和歌山の6地点とその他所々(4地点)では風や雲が冷え込みを抑えて平年より高め、隠岐の1地点(西郷岬)では寒気により平年より低め。四国、九州は北西の風、晴れや曇り、所々で一時雨で、平年並みの所が多いが、所々(8地点)では、風が放射冷却を抑えて平年より高めとなった。
【沖縄・奄美】
北よりの風、曇り時々雨で、全地点で平年並みとなった。
※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。
※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。
※ 12月14日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし
2024/12/14 | 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て) | |
地方 | 平年差の最低~最高 | 平年差の大きい地域 |
北海道 | -8 ~ +1 | 宗谷、網走-8、上川-7 |
東北 | -2 ~ +3 | 岩手+3 |
関東甲信 | -3 ~ +3 | 群馬-3、長野、山梨+3 |
東海 | -1 ~ +5 | 静岡+5、岐阜、三重+3 |
北陸 | -2 ~ +1 | |
近畿 | -2 ~ +3 | 奈良、和歌山+3 |
中国 | -3 ~ +3 | 島根-3、岡山、島根、山口+3 |
四国 | -2 ~ +3 | 徳島、愛媛+3 |
九州 | -2 ~ +4 | 大分、鹿児島+4、福岡、佐賀、熊本、宮崎+3 |
沖縄・奄美 | -2 ~ +2 |
地点 | 観測値 | 平年差 | 稚内 | -18.1 | -5.3 |
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札幌 | -14.5 | -3.8 |
釧路 | 欠測 | |
秋田 | -7.9 | -1.3 |
輪島 | 欠測 | |
つくば | 1.8 | +2.0 |
八丈島 | 3.4 | +0.4 |
松江 | -3.9 | -1.2 |
潮岬 | 1.0 | -0.4 |
福岡 | -3.9 | -3.2 |
鹿児島 | -1.7 | -4.4 |
名瀬 | 6.0 | 0.0 |
南大東島 | 10.8 | +1.2 |
石垣島 | 11.0 | +0.8 |
父島 | 12.4 | +2.0 |