国内気温平年差概況:2018年5月2日14時(日本時間)までの最低気温
西日本で平年より高い地点多い
【気圧配置】
6時では、高気圧がオホーツク海と伊豆諸島の南東、低気圧が黄海にあり、前線が東シナ海から九州南部に停滞している。
【北日本:北海道、東北】
北海道は暖気と雲により平年並み~高めで、上川と日高の普段冷え込む2地点で平年より高くなった。東北は暖気により平年より高め~高い所が多いが、山形の2地点は冷え込みにより平年並み、青森では冷え込みと日中に流れ込んだ冷気などにより大部分で平年並み~高め。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
暖気と雲により平年並み~高い。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
暖気と雲により平年並み~高く、中国は全地点で平年より高め~高くなった。近畿、四国も平年並みは、海からの風の影響を受けた和歌山、高知の各1地点のみ。九州では上空の気温が平年並みであることもあり、雨による冷気や海からの風の影響で長崎、宮崎、鹿児島の9地点で平年並みとなった。
【沖縄・奄美】
上空の気温は平年並みだが、風が吹いて高い海面水温の影響を受けて平年並み~高めで、奄美の2地点は平年より高くなった。