国内気温概況:2020年8月11日18時(日本時間)までの最高気温の平年差

18時までの最高気温の平年差
15時の天気図
18時までの最高気温
15時のIR画像

北日本、東日本で平年より高め~高い地点多い

【気圧配置】
15時では、台風が台湾の西に、熱低が小笠原諸島の西に、低気圧が北海道の西に、高気圧が奄美の東と日本の南東にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は西半分では曇りや雨、東半分では晴れや曇りで、暖気が流入しており平年並み~高くなったが、特に網走、根室、釧路、十勝では全地点で平年より高く、10℃以上高い所も多くなった。東北は晴れや曇りで平年並み~高く、岩手、福島では平年並みの地点は無かったが、秋田では雲が多く平年より高い地点は無かった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
関東甲信は晴れて暖気の影響もあり平年並み~高くなり、群馬、埼玉では全地点で平年より高く、計3地点で最高気温が40℃以上となった。東海は曇りや晴れで平年並み~高めの所が多く、静岡、三重の計5地点では平年より高くなった。北陸は晴れや曇りで平年より高め~高い所が多く、海からの風が吹き続いた石川の1地点のみ平年並み。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿は曇りや晴れで平年並み~高い。中国、四国は晴れや曇り後雨で平年並み~高めの所が多いが、鳥取では山越えの南よりの風に伴うフェーン現象により6地点で平年より高く、山口では昼前から雨が降り続いて計5地点で平年より低めとなった。九州は雨だが南部では後に曇りや晴れとなり、平年並みの所が多いが福岡、佐賀の計6地点では平年より低め、宮崎の4地点では平年より高めとなった。
【沖縄・奄美】
曇りや晴れで南~南東の風が吹き、全地点で平年並みとなった。

※ 図は気象庁HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成

※ 8月11日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:あり、上のメニューから「日本の気温」/「国内記録更新表」をご覧ください。

2020/8/11 18時までの最高気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 0 ~ +13 根室+13、網走+12、十勝+11、釧路+10
東北 0 ~ +10 岩手+10、青森+9、宮城、福島+8
関東甲信 0 ~ +9 群馬+9、栃木、埼玉、東京+8、茨城+7
東海 0 ~ +6 三重+6、静岡+5、岐阜+4
北陸 +1 ~ +7 富山+7、石川、福井+6
近畿 -1 ~ +5 滋賀、京都、奈良+5、兵庫、和歌山+4
中国 -4 ~ +6 山口-4、鳥取+6、島根+3
四国 -2 ~ +4 徳島+4、他3県+3
九州 -4 ~ +3 福岡-4、佐賀-3、宮崎+3
沖縄・奄美 0 ~ +1  
850hPa気温、平年差2020年08月11日 09時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 16.4 +2.7
札幌 19.8 +4.9
釧路(根室) 21.4 +7.4
秋田 18.6 +1.9
輪島 18.8 +0.9
つくば 24.8 +6.7
八丈島 21.2 +2.5
松江(米子) 19.0 +0.8
潮岬 19.4 +0.9
福岡 18.8 +0.1
鹿児島 18.6 0.0
名瀬 21.0 +2.0
南大東島 20.4 +1.2
石垣島 20.0 +0.4
父島 19.2 +0.6

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です