国内気温概況:2020年11月21日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

8時までの最低気温の平年差
6時の天気図
8時までの最低気温
6時のIR画像

九州南部で冷え込み

【気圧配置】
6時では、低気圧が北海道の南に、高気圧が中国北東部にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は雨や雪で暖気の影響もあり平年並み~高い。東北は暖気と北西の風により平年より高い所が多く、平年並み~高めは沿岸部と標高の高い所の計5地点のみで、岩手では全地点で平年より高くなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は概ね晴れて北西の風が吹き暖気の影響もあって平年より高い所が多いが、群馬、長野、静岡、三重では風が淀んで平年より高めの所があり、父島(小笠原)では暖気は無く晴れて平年並みとなった。日本海側は雨や曇りで暖気の影響もあり平年並み~高いが平年並みは3地点のみ。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿は曇りや晴れで北西の風が吹き平年より高め~高いが、平年より高めは沿岸部や標高の高い所中心の11地点のみ。中国は北よりの風で雲がかかり平年より高め~高い所が多いが島根県隠岐の1地点と山口県瀬戸内側の5地点では少し冷え込んで平年並みとなった。四国、九州(宮崎、鹿児島を除く)は概ね晴れたが暖気の影響があり平年並み~高い。宮崎、鹿児島は暖気があるが晴れて冷え込み、沿岸部の2地点で平年より高めの他は平年並みとなった。
【沖縄・奄美】
曇りや晴れで北~北東の風が吹いたが暖気が残っており平年並み~高めで、沖縄本島、先島諸島では全地点で平年より高めとなった。

※ 図は気象庁HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成

※ 11月21日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし

2020/11/21 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 +1 ~ +10 根室、釧路、日高+10、十勝、胆振+9、後志、網走+8
東北 +2 ~ +11 宮城+11、岩手、福島+10、他3県+8
関東甲信 0 ~ +12 埼玉+12、東京+11、栃木、群馬、山梨+10
東海 +2 ~ +9 三重+9、愛知、岐阜+8
北陸 +2 ~ +6 新潟、福井+6、富山、石川+5
近畿 +3 ~ +9 滋賀+9、他5府県+7
中国 +1 ~ +8 鳥取、山口+7、他3県+8
四国 +1 ~ +8 高知+8、香川、愛媛+7
九州 -1 ~ +6 大分+6、福岡、長崎、熊本+5
沖縄・奄美 0 ~ +4 奄美、沖縄本島、先島諸島+4
850hPa気温、平年差2020年11月20日 21時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 -7.3 +0.9
札幌 1.6 +7.8
釧路(根室) 4.0 +9.4
秋田 3.6 +6.0
輪島 3.6 +3.4
つくば 13.0 +9.6
八丈島 14.2 +7.3
松江(米子) 2.4 +0.7
潮岬 15.0 +9.4
福岡 6.8 +3.2
鹿児島 13.6 +7.1
名瀬 13.8 +4.5
南大東島 17.4 +5.1
石垣島 16.2 +3.7
父島 14.0 +0.8

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