国内気温概況:2020年12月10日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

8時までの最低気温の平年差
6時の天気図
8時までの最低気温
6時のIR画像

北海道と関東南東部で平年より高め~高い地点多い

【気圧配置】
6時では、低気圧がオホーツク海に、高気圧が朝鮮半島と三陸沖にあり、前線が沖縄の南~小笠原諸島の南に停滞している。
【北日本:北海道、東北】
北海道は曇りや晴れで日本海側は西よりの風、内陸部やオホーツク海側は南~南西の風が吹いて冷え込みは弱く平年並み~高い所が多いが、根室の2地点では冷え込んで平年より低めとなった。東北は晴れから次第に曇って平年並みの所が多いが、青森の1地点では風が吹き続いて平年より高め、宮城、福島の計5地点では冷え込んで平年より低めとなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は、関東の南東部と静岡の一部で雲がかかって平年並み~高くなった他は晴れて平年並みの所が多いが、群馬、長野の各1地点では冷え込んで平年より低め、伊豆諸島の3地点、長野の標高の高い2地点、三重の沿岸の1地点では風や雲の影響により平年より高め~高くなった。日本海側は概ね晴れて平年並みの所が多いが、新潟県佐渡では雲がかかって2地点で平年より高めとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
概ね晴れて平年並みの所が多いが、山口、大分の各1地点では冷え込んで平年より低め、高知の5地点と和歌山、山口、長崎の各1地点では風により、鹿児島県種子島・屋久島の4地点では雲によりそれぞれ平年より高めとなった。
【沖縄・奄美】
曇りや雨で暖気により平年並み~高めとなった。

※ 図は気象庁HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成

※ 12月10日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし

2020/12/10 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -3 ~ +8 根室-3、上川+8、十勝+7、留萌、網走+6
東北 -4 ~ +3 福島-4、宮城-3、青森+3
関東甲信 -4 ~ +6 長野-4、群馬-3、茨城、千葉、長野+6、神奈川+5
東海 -1 ~ +4 静岡、三重+4
北陸 -2 ~ +3 新潟+3
近畿 -2 ~ +3 和歌山+3
中国 -3 ~ +3 山口-3、+3
四国 -1 ~ +4 高知+4
九州 -3 ~ +4 大分-3、鹿児島+4、長崎+3
沖縄・奄美 +1 ~ +4 奄美、沖縄本島+4、大東島、先島諸島+3
850hPa気温、平年差2020年12月09日 21時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 -10.9 +1.2
札幌 -9.9 0.0
釧路(根室) -10.7 -1.7
秋田 -6.7 -0.9
輪島 -1.7 +1.2
つくば 0.2 -0.4
八丈島 5.4 +1.6
松江(米子) 0.2 +1.8
潮岬 4.0 +1.7
福岡 5.8 +5.7
鹿児島 7.6 +4.4
名瀬 10.6 +4.3
南大東島 13.2 +3.7
石垣島 14.0 +4.1
父島 11.4 +0.7

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