国内気温概況:2021年2月17日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

8時までの最低気温の平年差
6時の天気図
8時までの最低気温
6時のIR画像

寒気流入中だが気温への反映は小さい

【気圧配置】
6時では、低気圧が宗谷海峡付近とサハリンの東に、高気圧がモンゴル東部にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は低気圧に伴う風が吹き続いて平年より高め~高い所が多いが、渡島半島と留萌、石狩、胆振、日高の沿岸部では寒気の影響で平年並みの所が多くなった。東北は西よりの風で曇りや雪、宮城、福島の一部では晴れて平年並みの所が多いが、岩手、福島では冷え込みが抑えられて平年より高め~高い所があった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
関東は概ね晴れたが、千葉、神奈川では南西の風が吹き続いて平年より高め~高い所が多く、その他は平年並みの所が多いが、栃木、群馬の各1地点では雪雲により、東京、伊豆諸島の各3地点では風により平年より高めとなった。甲信、東海は雲のかかった所が多く雪の降った所もあり平年並み~高い。北陸は雪や曇りで全地点で平年並みとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿は雲が多く雨・雪の降った所もあり平年並み~高めで京都の1地点では平年より高い。中国、四国、九州は西~北西の風が吹いて寒気が流入中、曇りや雨・雪で平年並みの所が多いが、日本海側の沿岸部を中心に寒気により平年より低めとなり長崎では3地点で平年より低く、一方で岡山、高知、宮崎、鹿児島では寒気が届いておらず平年より高めの所があった。
【沖縄・奄美】
曇りや晴れ後雨で、全地点で平年並みとなった。

※ 図は気象庁HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成

※ 2月17日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし

2021/2/17 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -2 ~ +12 宗谷、十勝+12、釧路+11、上川、網走、根室+10
東北 -2 ~ +5 岩手+5、福島+3
関東甲信 -2 ~ +8 千葉、山梨+8、神奈川、長野+6、東京、伊豆諸島+4
東海 -1 ~ +6 静岡、岐阜+6、三重+4
北陸 -1 ~ +2  
近畿 -2 ~ +5 京都+5、奈良+4
中国 -4 ~ +3 島根、山口-4、広島、鳥取-3、岡山+3
四国 -3 ~ +3 愛媛-3、高知+3
九州 -6 ~ +4 長崎-6、宮崎+4、鹿児島+3
沖縄・奄美 -2 ~ +1  
850hPa気温、平年差2021年02月16日 21時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 -9.9 +4.5
札幌 -13.9 -1.3
釧路(根室) -12.3 +0.3
秋田 -11.1 -1.8
輪島 -9.5 -3.0
つくば -1.9 +1.4
八丈島 0.4 -0.2
松江(米子) -5.7 -1.4
潮岬 -0.9 -0.4
福岡 -3.7 -2.0
鹿児島 -2.3 -3.9
名瀬 6.8 +1.7
南大東島 8.6 +0.4
石垣島 10.6 +1.0
父島 7.0 -0.2

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