国内気温概況:2021年12月24日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

8時までの最低気温の平年差
6時の天気図
8時までの最低気温
6時のIR画像

北海道に寒気

【気圧配置】
06時では、低気圧が沖縄本島の南東、千葉県の東と千島列島に、高気圧がバイカル湖の北にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は、東部は概ね晴れ、その他は曇りや雪所々で晴れで、寒気の影響もあり平年並み~低い所が多いが、上川、十勝の各1地点では雪あるいは風が冷え込みを抑えて平年より高くなった。東北は、日本海側は曇りや雪、太平洋側は曇りや晴れで平年並みの所が多いが、岩手の2地点では冷え込んで平年より低め、福島の5地点では冷え込みが弱く平年より高めとなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は晴れや曇りで平年並みの所が多いが、一部で雲のかかった長野、岐阜や風の吹き続いた伊豆諸島を中心に計21地点では平年より高め~高い。日本海側は曇りや雨・雪で、新潟は全地点で平年並み、富山、石川、福井は南よりの山越えの風の影響を受けたようで平年並み~高くなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿、中国は晴れや曇りで平年並みの所が多いが、山口の1地点では冷え込んで平年より低め、京都、広島の各1地点では冷え込みが弱く平年より高め。四国、九州は曇りや晴れで平年並み~高いが、平年より高め~高いのは雲の多かった高知、鹿児島が中心で、その他では平年並みの地点が多かった。
【沖縄・奄美】
奄美、沖縄本島、大東島は、雨や曇りで暖気の影響もあり平年より高め~高い。先島諸島は概ね晴れて平年並みの所が多いが、1地点では暖気により平年より高めとなった。

※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。

※ 12月24日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし

2021/12/24 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -6 ~ +5 石狩、網走、釧路-6、
宗谷、根室、十勝、胆振、渡島-5、上川、十勝+5
東北 -4 ~ +4 岩手-4、福島+4
関東甲信 -2 ~ +5 長野+5、伊豆諸島+4
東海 -2 ~ +4 岐阜+4、静岡+3
北陸 0 ~ +6 石川+6、福井+5
近畿 -2 ~ +3 京都+3
中国 -3 ~ +3 山口-3、広島+3
四国 -1 ~ +6 高知+6、徳島+4
九州 -2 ~ +6 鹿児島+6、長崎+5、熊本、宮崎+4
沖縄・奄美 0 ~ +6 奄美+6、沖縄本島、大東島+5
850hPa気温、平年差2021年12月23日 21時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 -18.1 -4.7
札幌 -15.9 -4.6
釧路 -13.7 -3.3
秋田 -9.9 -2.4
輪島 -2.5 +2.4
つくば -1.9 -0.4
八丈島 1.6 -0.2
松江 -1.9 +1.6
潮岬 1.4 +1.0
福岡 3.4 +4.9
鹿児島 6.6 +4.8
名瀬 10.0 +5.0
南大東島 11.8 +3.4
石垣島 13.0 +3.8
父島 7.8 -1.0

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