国内気温概況:2022年5月7日8時(日本時間)までの最低気温の平年差
北日本で平年より高め~高い
【気圧配置】
06時では、低気圧がオホーツク海北部と小笠原諸島の北西に、高気圧が北京の北と日本の東にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は曇りや晴れで、暖気により平年並み~高く、特に網走では南西の山越えの風の影響もあって6地点で平年より10.0℃以上高くなったが、胆振では少し冷え込んで全地点で平年並みとなった。東北は晴れ、太平洋側の一部は曇りで、暖気により平年並み~高い。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は曇りや晴れ、関東南部、伊豆諸島、静岡のそれぞれ一部では雨で、平年並みの所が多いが、雨雲のかかった千葉を中心に所々(17地点)では冷え込みが弱く平年より高め~高くなった。日本海側は晴れて平年並みの所が多いが、山越えの風や暖気の影響により9地点で平年より高め~高くなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿は概ね晴れて平年並みの所が多く、所々(6地点)では平年より高め。中国は曇りや晴れで冷え込みは弱く平年並み~高い。四国は晴れや曇りで全地点で平年並み。九州は曇りや晴れ所々で雨で平年並み~高めの所が多く、大分の1地点(豊後高田)では平年より高くなった。
【沖縄・奄美】
曇りや晴れ、沖縄本島は明け方にかけて雨で、平年並みの所が多いが、奄美の2地点(中之島、笠利)では暖気により平年より高めとなった。
※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。
※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。
※ 5月7日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし
2022/5/7 | 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て) | |
地方 | 平年差の最低~最高 | 平年差の大きい地域 |
北海道 | -1 ~ +15 | 網走+15、後志+9、宗谷、上川+8 |
東北 | -1 ~ +8 | 秋田、岩手、福島+8、青森、宮城+6 |
関東甲信 | -2 ~ +5 | 長野+5、千葉+4 |
東海 | -1 ~ +3 | 静岡、岐阜+3 |
北陸 | -1 ~ +6 | 新潟+6、福井+5 |
近畿 | -1 ~ +4 | 滋賀+4、京都、兵庫、和歌山+3 |
中国 | 0 ~ +7 | 山口+7、島根、鳥取+6 |
四国 | 0 ~ +2 | |
九州 | +1 ~ +5 | 大分+5、他6県+4 |
沖縄・奄美 | -1 ~ +4 | 奄美+4 |
地点 | 観測値 | 平年差 | 稚内 | 10.6 | +8.2 |
---|---|---|
札幌 | 10.2 | +6.8 |
釧路 | 欠測 | |
秋田 | 13.4 | +7.5 |
輪島 | 欠測 | |
つくば | 12.0 | +2.5 |
八丈島 | 9.6 | -1.7 |
松江 | 11.2 | +1.3 |
潮岬 | 欠測 | |
福岡 | 11.4 | +0.3 |
鹿児島 | 13.8 | +1.8 |
名瀬 | 13.4 | -0.9 |
南大東島 | 15.6 | -0.1 |
石垣島 | 18.6 | +2.0 |
父島 | 16.0 | +0.9 |