国内気温概況:2022年8月17日18時(日本時間)までの最高気温の平年差
東日本、西日本で平年より低め~低い
【気圧配置】
15時では、低気圧が隠岐諸島の北西に、高気圧が山東半島の南と津軽海峡の西にあり、前線が北陸、関東に停滞している。
【北日本:北海道、東北】
北海道は晴れ午前中は所々で曇りで、平年並み~高いが、平年より高め~高いのは海からの風の影響を受けにくかった太平洋側と宗谷のオホーツク海側が中心で、その他では平年並みの所が多い。東北は、北部と宮城、山形は晴れや曇りで午後は曇り域が拡大、福島は曇り後雨で、平年並みの所が多いが、青森、宮城の計7地点では平年より高め、福島の3地点では平年より低めとなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は曇りや雨、南岸部の所々では晴れで、平年並み~低い所が多く、特に長野、岐阜では平年より低い地点が多いが、関東南部と静岡では平年並みの地点が多く、4地点では平年より高め。日本海側は曇りや雨で平年並み~低く、富山、石川では平年並みの地点は無かった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿、中国、九州は曇りや雨、和歌山、鹿児島では所々で晴れで、平年並み~低い所が多く、平年より低いのは雨の降った時間の長い近畿北部と九州北部で、午後に雨の止んだ中国では平年より低い地点は無かったが、日照のあった和歌山、鹿児島の計3地点では平年より高め。四国は曇り所々で雨、徳島、高知では昼前に日照があり、平年並み~低めの所が多いが、徳島の1地点では平年より高めとなった。
【沖縄・奄美】
晴れや曇り所々で雨で、全地点で平年並みとなった。
※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。
※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。
※ 8月17日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:あり、上のメニューから「日本の気温」/「国内記録更新表」をご覧ください。
2022/8/17 | 18時までの最高気温平年差(小数点以下切り捨て) | |
地方 | 平年差の最低~最高 | 平年差の大きい地域 |
北海道 | 0 ~ +6 | 宗谷、釧路+6、十勝、胆振、渡島+4 |
東北 | -4 ~ +3 | 福島-4、青森、宮城+3 |
関東甲信 | -7 ~ +3 | 長野-7、茨城、群馬、山梨-5、千葉、神奈川+3 |
東海 | -7 ~ +3 | 岐阜-7、静岡-6、静岡+3 |
北陸 | -6 ~ 0 | 富山、石川-6、新潟-5 |
近畿 | -6 ~ +4 | 滋賀-6、京都、大阪、兵庫-5、和歌山+4 |
中国 | -4 ~ 0 | 鳥取-3、他4県-4 |
四国 | -3 ~ +3 | 香川、愛媛-3、徳島+3 |
九州 | -7 ~ +3 | 大分-7、福岡-6、鹿児島+3 |
沖縄・奄美 | 0 ~ +2 |
地点 | 観測値 | 平年差 | 稚内 | 12.8 | -0.3 |
---|---|---|
札幌 | 10.8 | -3.4 |
釧路 | 欠測 | |
秋田 | 14.0 | -2.3 |
輪島 | 15.0 | -2.6 |
つくば | 19.8 | +1.7 |
八丈島 | 21.2 | +2.4 |
松江 | 17.8 | -0.8 |
潮岬 | 18.8 | +0.2 |
福岡 | 18.4 | -0.1 |
鹿児島 | 19.0 | +0.2 |
名瀬 | 19.8 | +0.6 |
南大東島 | 20.4 | +1.1 |
石垣島 | 20.4 | +0.9 |
父島 | 18.8 | +0.1 |