国内気温概況:2022年11月30日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

08時までの最低気温の平年差
06時の天気図
08時までの最低気温
06時のIR画像

東北~中国、四国で平年より高い

【気圧配置】
06時では、低気圧がオホーツク海に、高気圧がモンゴル西部と日本の東にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は、日高以東の太平洋側(日高~根室)は曇りや晴れで暖気により全地点で平年より高く、その他は曇り朝以降次第に雪で、暖気の影響が残って平年並み~高いが、寒気流入の早かった留萌では全地点で平年並み。東北は、秋田と山形は曇りや雨、その他は雨後曇り所々で晴れで、暖気により平年より高い所が多く、青森の2地点(今別、大間)のみ寒気流入の影響を受けて平年より高めとなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は曇りや雨所々で晴れで、暖気により平年より高い所が多く、暖気の影響の無い父島(小笠原)のみ平年並み。日本海側は概ね雨で、暖気により平年より高い所が多いが、福井の1地点(越廼)では雨の冷気の影響を受けたようで平年より高めとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿、中国、四国は曇りや雨で、暖気により平年より高い所が多く、所々(7地点)では平年並み~高め。九州は北西の風、雨後曇りで、寒気が流入しつつあり平年並み~高いが、平年並み~高めは寒気流入の早かった長崎とその他沿岸部の所々で、福岡、大分、宮崎は全地点で平年より高くなった。
【沖縄・奄美】
奄美は曇りや雨で暖気により平年並み~高く、沖縄本島、先島諸島は晴れ後曇りや雨で暖気により平年並み~高め、大東島は晴れで平年並みとなった。

※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。

※ 11月30日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし

2022/11/30 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -2 ~ +12 根室、釧路、十勝+12、網走、日高+10
東北 +4 ~ +13 岩手、宮城、福島+13、山形+11
関東甲信 +1 ~ +15 山梨+15、栃木、千葉、長野+13
東海 +8 ~ +13 三重+11、他3県+13
北陸 +3 ~ +9 新潟、福井+9、富山、石川+8
近畿 +4 ~ +12 和歌山+12、滋賀+11
中国 +3 ~ +10 岡山、広島+10、山口+9
四国 +2 ~ +10 徳島、高知+10、愛媛+8
九州 -1 ~ +11 宮崎+11、熊本+10、大分、鹿児島+9
沖縄・奄美 +1 ~ +5 奄美+5、沖縄本島+4
850hPa気温、平年差2022年11月29日 21時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 -2.5 +7.8
札幌 3.0 +10.9
釧路 欠測
秋田 7.6 +11.3
輪島 8.0 +8.9
つくば 11.4 +8.9
八丈島 12.2 +6.2
松江 7.0 +6.5
潮岬 13.8 +9.3
福岡 8.8 +6.4
鹿児島 13.0 +7.5
名瀬 18.6 +10.2
南大東島 18.2 +6.6
石垣島 18.8 +7.1
父島 12.2 -0.4

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