国内気温概況:2023年6月1日18時(日本時間)までの最高気温の平年差
西日本太平洋側、瀬戸内側で平年より低め~低い
【気圧配置】
15時では、台風が沖縄本島の南西に、低気圧がハバロフスクの東とウラジオストクの北西に、高気圧が日本の東にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は南西~西の風、晴れや曇り、夕方は北部の一部で雨で、日照は多く平年並み~高くなり、根室では山越えの風の影響もあり全地点で平年より高い。東北は、晴れ、または晴れ後曇りで、平年並み~高めの所が多いが、青森では南よりの山越えの風が吹いて6地点で平年より高くなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は晴れ後曇り、または曇り、三重は時々雨、岐阜の一部は夕方に雨で、平年並みの所が多いが、岐阜、三重の4地点では日照が少なく平年より低め、長野の1地点(信濃町)では日照が多く平年より高め。日本海側は晴れや曇り、山越えの風の影響を受けた所もあり平年並み~高めの所が多く、富山、石川、福井の各1地点では平年より高くなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿は南東の風、晴れ後曇り、または曇り、所々で雨で、平年並みの所が多いが、奈良、和歌山の3地点では日照が少なく平年より低め、日本海側の5地点では山越えの風により平年より高め~高い。中国は曇り、または晴れ後曇り、午後は所々で雨で、瀬戸内側は日照が少なく平年並み~低く、日本海側は日照が多く平年並み~高めの所が多い。四国は曇り、夕方から雨域拡大、香川は昼まで晴れで、平年並み~低いが、香川では全地点で平年並み。九州は曇り後雨、北部は午前中に一時晴れで、北部(福岡、長崎、佐賀、熊本と大分西部)は平年並み~高く、南部(宮崎、鹿児島と大分東部)は平年並み~低くなった。
【沖縄・奄美】
雨で、奄美、沖縄本島、大東島は平年並み、先島諸島は北西からの寒気により平年並み~低めとなった。
※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。
※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。
※ 6月1日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:あり、上のメニューから「日本の気温」/「国内記録更新表」をご覧ください。
2023/6/1 | 18時までの最高気温平年差(小数点以下切り捨て) | |
地方 | 平年差の最低~最高 | 平年差の大きい地域 |
北海道 | 0 ~ +9 | 網走+9、宗谷、根室、釧路+8 |
東北 | -1 ~ +6 | 青森+6、岩手、宮城、福島+4 |
関東甲信 | -2 ~ +3 | 長野+3 |
東海 | -4 ~ +1 | 三重-4、岐阜-3 |
北陸 | 0 ~ +7 | 石川+7、福井+6 |
近畿 | -3 ~ +5 | 奈良、和歌山-3、京都+5、兵庫+4 |
中国 | -6 ~ +6 | 広島-6、山口-4、鳥取+6、島根、山口+3 |
四国 | -5 ~ +1 | 徳島、高知-5、愛媛-3 |
九州 | -5 ~ +5 | 大分、宮崎、鹿児島-5、福岡+5、大分、長崎+4 |
沖縄・奄美 | -4 ~ 0 | 先島諸島-4 |
地点 | 観測値 | 平年差 | 稚内 | 9.6 | +2.3 |
---|---|---|
札幌 | 7.0 | -1.1 |
釧路 | 欠測 | |
秋田 | 6.8 | -2.6 |
輪島 | 欠測 | |
つくば | 9.8 | -1.5 |
八丈島 | 10.6 | -2.3 |
松江 | 欠測 | |
潮岬 | 欠測 | |
福岡 | 17.0 | +4.0 |
鹿児島 | 18.2 | +4.2 |
名瀬 | 17.0 | +1.2 |
南大東島 | 18.8 | +1.6 |
石垣島 | 19.4 | +1.1 |
父島 | 17.4 | +0.9 |