国内気温概況:2024年7月18日18時(日本時間)までの最高気温の平年差
北海道、北陸で平年より高め~高い地点多い
【気圧配置】
15時では、低気圧が朝鮮半島に、高気圧が北海道の北東にあり、前線が東北南部に停滞、日本の南は東西にのびる気圧の尾根となっている。
【北日本:北海道、東北】
北海道は晴れ、所々で一時曇りで、暖気の影響もあり平年並み~高く、上川、空知、釧路では全地点で平年より高くなり、平年並みはオホーツク海側、太平洋側の沿岸部の14地点のみ。東北は曇りや晴れ、秋田、岩手、宮城、山形のそれぞれ一部では時々雨で、日照により平年並み~高いが、平年より高い地点があったのは青森東部と岩手のみ。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は晴れ時々曇りで、暖気や日照により平年並み~高めの所が多く、長野、静岡、岐阜の4地点では平年より高いが、風の吹いた伊豆諸島では全地点で平年並み。日本海側は晴れや曇りで、暖気や日照により平年より高め~高い所が多く、平年並みは新潟の4地点のみ。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿、中国は南よりの風、晴れ時々曇りで、日照により平年並み~高めの所が多く、滋賀、京都、兵庫、鳥取の7地点では山越えの風の影響を受けて平年より高い。四国、九州は曇りや晴れ、四国西部、九州西部、九州南部でそれぞれ一時雨で、日照により平年並み~高めだが、高知、佐賀、熊本、鹿児島では全地点で平年並みとなった。
【沖縄・奄美】
晴れ、所々で一時曇りや雨で、平年並みの所が多いが、沖縄本島、先島諸島の各1地点(伊是名、波照間)では平年より高めとなった。
※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。
※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。
※ 7月18日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:あり、上のメニューから「日本の気温」/「国内記録更新表」をご覧ください。
2024/7/18 | 18時までの最高気温平年差(小数点以下切り捨て) | |
地方 | 平年差の最低~最高 | 平年差の大きい地域 |
北海道 | 0 ~ +9 | 石狩、根室、釧路、十勝+9、 上川、留萌、空知、網走+8 |
東北 | -1 ~ +6 | 青森、岩手+6、山形、福島+4 |
関東甲信 | 0 ~ +5 | 長野+5、茨城、群馬、埼玉、東京、山梨+4 |
東海 | +1 ~ +5 | 静岡、岐阜+5、愛知、三重+4 |
北陸 | +2 ~ +6 | 新潟+5、他3県+6 |
近畿 | -1 ~ +5 | 滋賀、京都、兵庫+5、他3府県+4 |
中国 | -1 ~ +5 | 鳥取+5、島根+4 |
四国 | 0 ~ +3 | 徳島、香川、愛媛+3 |
九州 | -1 ~ +4 | 福岡、大分+4、長崎、宮崎+3 |
沖縄・奄美 | 0 ~ +3 | 沖縄本島、先島諸島+3 |
地点 | 観測値 | 平年差 | 稚内 | 15.8 | +2.6 |
---|---|---|
札幌 | 17.2 | +3.3 |
釧路 | 欠測 | |
秋田 | 16.2 | +1.0 |
輪島 | 欠測 | |
つくば | 21.0 | +3.3 |
八丈島 | 21.8 | +3.2 |
松江 | 19.8 | +1.6 |
潮岬 | 20.6 | +2.3 |
福岡 | 20.2 | +2.0 |
鹿児島 | 20.0 | +1.4 |
名瀬 | 20.4 | +1.0 |
南大東島 | 20.0 | +0.8 |
石垣島 | 20.4 | +0.6 |
父島 | 18.8 | +0.3 |