全球大気の流れ、寒気・暖気の特徴:2018年4月26日12UTC

インドにリッジ、高温

【北半球30N以北の500hPa流れ、850hPa気温】
偏西風帯の蛇行は、大西洋~ロシアで小さく、他ではやや大きい。
高緯度(60N以北):寒冷渦は、カラ海、ベーリング海峡、エルズミーア島のNW、バッフィン島にあり、シベリアの寒気は弱まる傾向。
中緯度(30~60N):アルジェリアN部、イスラエルにそれぞれ寒冷渦、寒気は弱まりつつある。中国W部~モンゴルにリッジ、暖気。中国NE部に寒気トラフ。北太平洋170Wに寒気トラフ。北太平洋135Wに寒冷渦。北米大陸W部にリッジ、暖気。カナダ中部に寒気トラフ。
【南半球30S以南の500hPa流れ、850hPa気温】
南極大陸:寒冷渦はロス海180Wにあり、周辺の寒気は持続。100~80E及び110Wのリッジ付近は相対的な暖気だが、全体としては降温傾向。
中緯度(30~70S):120~60Wで偏西風帯の蛇行はやや大きいが、他は小さい。105E、80Wにやや規模の大きい渦(低気圧)が目立つ。105Eには945hPaの地上低気圧あり。南アフリカにトラフに伴う寒気。オーストラリアSE部にもトラフに伴う寒気。南米30S以南にはトラフ前面の暖気。
【低緯度域30S~30Nの500hPa流れ、850hPa気温】
エジプトの寒気は弱まりつつもスーダンN部まで南下。アフリカ中央部は高気圧弱まり降温。インドにリッジ、昇温。

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