全球大気の流れ、寒気・暖気の特徴:2018年5月1日12UTC

ロシアにリッジ、暖気

【北半球30N以北の500hPa流れ、850hPa気温】
西欧のトラフと北米大陸の西のリッジで蛇行大。
高緯度(60N以北):寒冷渦は、カラ海付近に2個、ベーリング海峡、バッフィン島にあり、カナダN部~グリーンランドとシベリア60~100Eに強い寒気。シベリア140Eからアラスカ160Wに850hPaで-8℃以下の寒気。北欧~スバールバル諸島にリッジ、暖気。シベリア120~140Eにリッジ、暖気。
中緯度(30~60N):西欧~アリジェリアN部に大規模な寒気トラフ。ロシアW部にリッジ、暖気。カザフスタンに寒気トラフ。モンゴル~シベリア110Eにリッジ、暖気。中国NE部に寒気トラフ。北太平洋160Wに寒冷渦。北太平洋140Wに大規模なリッジ、暖気。カナダ中部~アメリカW部に大規模な寒気トラフ。アメリカNE部に寒冷渦。
【南半球30S以南の500hPa流れ、850hPa気温】
南極大陸:20Wに寒冷渦。120E80S周辺で寒気強化。
中緯度(30~70S):偏西風帯の蛇行は、タスマン海のリッジで大きい他はやや大きい。谷は70E、110E、180E、100W、40Wのものが目立つ。南アフリカにリッジ対応の暖気。オーストラリアSW部にトラフに伴う寒気。南米大陸S部(30S以南)は暖気移流場。
【低緯度域30S~30Nの500hPa流れ、850hPa気温】
アフリカNW部にトラフに伴う寒気。アフリカ中央部の高温持続。アフリカSE部(モザンビーク中心)にトラフ対応の寒気。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です