「はなまる」マークのような天気図(2021/02/02/12UTC)
左の図は、ECMWFによる2021年2月2日12UTCの、南極点を中心とする南半球の500hPa高度と850hPa気温の解析図です。
この図は毎日見ているのですが、普段とはだいぶ違う印象を持ちました。「はなまる」マーク、あるいは、ひまわりの花に似ているように感じたのです。参考のため、右には、そのような印象を持たないような別の日(2021/01/30/12UTC)の図を載せました。
左の図で何が普段と違うかというと、南極大陸を取り巻く混んだ等高線(偏西風帯に対応)が南極点を中心とする円に近いということとと、南緯20~40度付近に(緯度線は10度毎)、高気圧や低気圧の円がほぼ等間隔でたくさんあるということです。
この円に近いぐるぐるが花の中心、それを取り巻くたくさんの円が花びらに見えるということですが、いかがでしょうか。
(2021/02/05掲載)