国内気温平年差概況:2018年4月27日10時(日本時間)までの最低気温
6時のIR画像
北海道に暖気
【気圧配置】
6時では、オホーツク海に低気圧があり、日本海から対馬海峡は気圧の谷になっている。
【北日本:北海道、東北】
北海道は暖気が入り平年並み~高く、西よりの風が山を越えて吹いた所を中心に局地的に平年より高くなった。東北は上空の気温は平年並みだが雲に覆われて平年並み~高く、特に南西風が山を越えて吹いた太平洋側中心に平年より高くなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
上空の気温は平年並みだが雲に覆われて平年並み~高めで、長野、岐阜の数地点で冷え込みが弱かったため平年より高くなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
上空の気温は平年並みで、最低気温も平年並みの所が圧倒的に多いが、近畿の一部、岡山、熊本、鹿児島では、内陸部で雲に覆われて冷え込みが抑えられたことにより平年より高めの地点があり、滋賀の2地点では山越えの風の影響もあったようで平年より高くなった。
【沖縄・奄美】
上空の気温は平年並み、晴れや曇りで平年並みの所が多いが、先島諸島では風が止んで冷え込み、7地点で平年より低めとなった。