国内気温平年差概況:2018年5月9日9時(日本時間)までの最低気温
北日本に寒気
【気圧配置】
6時では、北海道と北と山東半島付近に高気圧、東海沖に前線を伴う低気圧がある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は寒気に覆われており平年並み~低めだが、胆振の1地点では南からの湿った風により平年より高めとなった。東北は東からの寒気流入により平年並み~低め。平年並みの所が多いが、太平洋側北部を中心に寒気の影響を受けて平年より低めとなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
全域雨で平年並みの所が多いが、関東は北東からの寒気の影響が強く平年より低め~低い所があった一方、東海、北陸は概ね北からの風が吹き、この方が気温が高く、石川と岐阜で平年より高めの地点があった。なお、静岡の伊豆半島の1地点は北東からの寒気により平年より低め。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
日本海側から寒気が流入したが、雲に覆われており平年並みとなった。滋賀と和歌山の各1地点では平年より高めとなったが、これは雨に伴う冷気が平年の最低気温よりも高めであったため。
【沖縄・奄美】
前線の北側だが上空の気温は平年並みで、最低気温も全地点で平年並みとなった。