国内気温概況:2020年9月9日18時(日本時間)までの最高気温の平年差

18時までの最高気温の平年差
15時の天気図
18時までの最高気温
15時のIR画像

北日本で平年より高め~高い

【気圧配置】
15時では、高気圧が関東の南東にあり、前線が、日本海と、東シナ海~近畿~関東に停滞している。
【北日本:北海道、東北】
北海道は引き続き暖気に覆われて晴れや曇りで平年より高め~高いが、平年より高めは沿岸部の14地点のみ。東北は晴れて午後は南部で曇りや雨の所があったが平年より高め~高く、岩手では全地点で平年より高くなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
関東甲信は晴れで午後は曇りや雨の所があったが平年より高め~高い所が多く埼玉では全地点で平年より高くなった。一方、群馬、伊豆諸島、小笠原、長野、山梨の計7地点では平年並みとなった。東海は晴れ後曇りや雨で平年並み~高めの所が多いが、日照の多かった岐阜の1地点では平年より高く、日照の少なかった三重では全地点で平年並みとなった。北陸は、新潟は日中は概ね晴れて平年より高め~高く、富山、石川、福井は晴れ後曇りや雨で平年並み~高めとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿は曇りや雨で平年並み~低めの所が多く日中雨の降り続いた和歌山では4地点で平年より低くなったが、初め晴れた滋賀では1地点で平年より高めとなった。中国、四国、九州は曇りや雨で日照も出る変わりやすい天気で平年並みの所が多いが、午前中日照のあった鳥取では2地点で平年より高め、雨が降って日照の少なかった徳島では5地点で平年より低めとなった。
【沖縄・奄美】
奄美、沖縄本島は曇りや雨で平年並み~低め、大東島、先島諸島は晴れや曇りで平年並みとなった。

※ 図は気象庁HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成

※ 9月9日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:あり、上のメニューから「日本の気温」/「国内記録更新表」をご覧ください。

2020/9/9 18時までの最高気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 +3 ~ +11 網走+11、宗谷、釧路、十勝+9
東北 +3 ~ +9 青森+9、岩手、宮城+8
関東甲信 +1 ~ +7 埼玉+7、茨城、栃木、群馬、東京、千葉、長野+6
東海 0 ~ +5 岐阜+5、静岡+4
北陸 +2 ~ +6 新潟+6、他3県+4
近畿 -7 ~ +3 和歌山-7、京都、大阪、奈良-3、滋賀+3
中国 -2 ~ +3 鳥取+3
四国 -4 ~ 0 徳島-4
九州 -2 ~ +1  
沖縄・奄美 -3 ~ +1 奄美、沖縄本島-3
850hPa気温、平年差2020年09月09日 09時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 13.4 +3.8
札幌 17.0 +6.1
釧路(根室) 17.2 +6.5
秋田 15.2 +1.6
輪島 欠測
つくば 19.4 +3.6
八丈島 18.4 +0.8
松江(米子) 15.8 +0.7
潮岬 17.4 +0.4
福岡 14.8 -1.5
鹿児島 15.8 -1.6
名瀬 17.4 -0.8
南大東島 18.8 +0.1
石垣島 18.8 +0.2
父島 19.0 +0.6

国内気温概況:2020年9月9日18時(日本時間)までの最高気温の平年差” に対して1件のコメントがあります。

  1. いまあつ予報士 より:

    9日の最高気温の平年差では、東西の差がはっきりしています。

    東日本と東北地方ではほとんどの地点で真夏日になったのに対し、近畿地方~沖縄本島地方にかけては真夏日の地点が少ししかない状態でした。
    そして、大阪では7月26日以来45日ぶりに真夏日から解放されました。

    1. kionweb より:

      そうですね。そのことは、当ページに掲載している850気温と対応が良いように思っています。
      9時の850気温は、西日本~沖縄・奄美ではほぼ平年並みなのに対し、東日本、北日本では平年より高くなっています。
      西から相対的な寒気が流れ込んでいますが、東日本、北日本には届いていない状況のように見えます。

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