国内気温概況:2021年2月3日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

8時までの最低気温の平年差
6時の天気図
8時までの最低気温
6時のIR画像

北海道に寒気流入

【気圧配置】
6時では、低気圧がカムチャツカ半島南端付近に、高気圧がチェジュ島の西にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は強い西風と共に寒気が流入、日本海側の沿岸部を中心に寒気の直接の影響を受けて平年並み~低い所が多く、内陸部や東部では風が冷え込みを抑えて平年より高め~高い所が多いが所々では風が淀んで冷え込み平年より低め~低い所があった。東北は日本海側は雪、太平洋側は晴れ後雪や曇りで平年並みの所が多いが、青森の3地点では寒気により平年より低め、福島の3地点では寒気が弱く平年より高めとなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
関東は概ね晴れて平年並みの所が多いが、茨城の1地点では冷え込んで平年より低め、栃木の1地点では雲により、群馬と伊豆諸島の各1地点では風により、父島では暖気によりそれぞれ平年より高めとなった。甲信、東海は晴れや曇りで山沿いの一部では雪が降り風の吹き続いた所も多く平年並み~高くなった。北陸は雪・雨や曇りで平年並み~高めとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
北西~西の風が吹き、日本海側や山沿いでは雲がかかって雪の所もあったがその他は概ね晴れて平年並みの所が多く、所々では平年より高めとなり、中国は全地点で平年並みだが、長崎、宮崎の各1地点では冷え込んで平年より低めとなった。
【沖縄・奄美】
曇りや晴れで北~北東の風が吹き、全地点で平年並みとなった。

※ 図は気象庁HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成

※ 2月3日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:あり、上のメニューから「日本の気温」/「国内記録更新表」をご覧ください。

2021/2/3 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -8 ~ +8 宗谷-8、留萌-7、根室-6、十勝+8、上川+6
東北 -3 ~ +3 青森-3、福島+3
関東甲信 -3 ~ +7 茨城-3、長野+7、小笠原、山梨+4
東海 -1 ~ +6 岐阜+6、静岡+5
北陸 -1 ~ +3 福井除く3県+3
近畿 -1 ~ +3 滋賀、大阪、奈良、和歌山+3
中国 -1 ~ +2  
四国 -2 ~ +3 愛媛、高知+3
九州 -4 ~ +3 長崎、宮崎-4、大分、佐賀、鹿児島+3
沖縄・奄美 -1 ~ +2  
850hPa気温、平年差2021年02月02日 21時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 -21.3 -5.7
札幌 -19.3 -5.6
釧路(根室) -16.7 -3.3
秋田 -14.3 -4.0
輪島 -8.1 -0.6
つくば -1.3 +2.9
八丈島 1.6 +2.2
松江(米子) -8.7 -2.8
潮岬 -1.1 +0.9
福岡 -7.5 -3.7
鹿児島 -0.9 -0.4
名瀬 0.4 -3.0
南大東島 9.8 +3.1
石垣島 6.6 -1.5
父島 10.2 +3.8

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