国内気温概況:2021年4月30日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

8時までの最低気温の平年差
6時の天気図
8時までの最低気温
6時のIR画像

九州南部、沖縄・奄美で冷え込み

【気圧配置】
6時では、低気圧が朝鮮半島東岸とえりも岬付近に、高気圧が沖縄本島の西にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は曇りや雨で平年並み~高く、平年より高いのは東部の冷え込みやすい所が中心。東北は雨後曇り、太平洋側の一部は雨後晴れで、平年並み~高いが、青森、秋田には弱いながらも寒気が流れ込んだようで平年より高い所は無く青森では全地点で平年並みとなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
関東甲信は雨後晴れで平年並み~高いが、平年より高め~高いのは雲の抜けが遅かった東部が中心で平年より高いのは茨城の2地点のみ。東海は晴れまたは曇り後晴れで平年並みの所が多く、西よりの風の影響を受けた静岡の2地点と雲が取れにくかった岐阜の1地点では平年より高め。北陸は、新潟は雨や曇りで平年並み~高め、富山、石川、福井は曇りや晴れで全地点で平年並みとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿、中国は晴れや曇りで平年並みの所が多く、所々(計7地点)では平年より高め。四国は概ね晴れて冷え込み、平年並み~低め。九州は晴れや曇りで平年並みの所が多いが北部の沿岸部を中心に計10地点では南西の風により平年より高め~高く、宮崎を中心に10地点では冷え込んで平年より低め~低くなった。
【沖縄・奄美】
奄美、沖縄本島、先島諸島は晴れて風が弱く冷え込んで平年並み~低く、沖縄本島では平年並みの地点は無かった。大東島は曇りで全地点で平年並みとなった。

※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成

※ 4月30日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし

2021/4/30 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 0 ~ +7 釧路、日高+7、十勝+6、上川、留萌、網走+5
東北 0 ~ +6 岩手、宮城+6、山形、福島+5
関東甲信 0 ~ +5 茨城+5、栃木、千葉+4
東海 -2 ~ +3 静岡、岐阜+3
北陸 -1 ~ +4 新潟+4
近畿 -2 ~ +3 滋賀、奈良+3
中国 -2 ~ +4 島根+4、広島、鳥取+3
四国 -3 ~ +1 徳島、愛媛、高知-3
九州 -5 ~ +5 鹿児島-5、宮崎-4、長崎+5、福岡、佐賀+4
沖縄・奄美 -6 ~ +2 沖縄本島-6、先島諸島-5
850hPa気温、平年差2021年04月29日 21時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 1.8 +0.8
札幌 3.6 +1.5
釧路(根室) 3.2 +1.6
秋田 6.0 +1.4
輪島 3.8 -3.1
つくば 9.2 +1.1
八丈島 11.4 +1.3
松江(米子) 5.8 -2.6
潮岬 10.2 +0.6
福岡 8.8 -0.8
鹿児島 9.8 -1.0
名瀬 11.2 -2.0
南大東島 12.8 -1.9
石垣島 14.2 -1.8
父島 12.4 -1.6

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