国内気温概況:2022年1月30日8時(日本時間)までの最低気温の平年差
北海道の一部で冷え込み
【気圧配置】
06時では、低気圧が大東諸島の南、関東の東と千島列島に、高気圧が上海の西、北京の北と小笠原諸島の南東にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は北西~西の風で寒気が流入、東部と胆振、日高は晴れや曇りで冷え込み平年並み~低い所が多く、その他は曇りや雪で平年並み~高めの所が多いが、沿岸部や内陸部の所々(8地点)では寒気や冷え込みにより平年より低めとなった。東北は西~北西の風、日本海側は曇りや雪、太平洋側は晴れや曇り所々で雪で平年並みの所が多いが、青森の1地点(碇ケ関)では一時的な冷え込みにより平年より低め、岩手の1地点(薮川)では冷え込みが弱く平年より高めとなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は晴れや曇りで平年並みの所が多いが、雲のかかった時間の長い長野、岐阜を中心とする14地点と南からの暖気が流入した父島(小笠原)では平年より高め~高くなった。日本海側は曇りや雪所々で晴れで平年並みの所が多いが、福井の1地点(美浜)では海からの風により平年より高めとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿、中国は曇りや晴れ日本海側の一部で雪・雨で平年並みの所が多いが、滋賀、兵庫の計3地点では平年より高め。四国、九州は曇り所々で晴れで平年並み~高めの所が多く、高知、宮崎の計5地点では平年より高くなった。
【沖縄・奄美】
北~北東の風、大東島は東よりの風、雨や曇りで暖気の影響もあり、平年並み~高めとなった。
※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。
※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。
※ 1月30日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし
2022/1/30 | 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て) | |
地方 | 平年差の最低~最高 | 平年差の大きい地域 |
北海道 | -7 ~ +7 | 網走-7、釧路、十勝、日高-6、上川+7、宗谷、留萌+4 |
東北 | -4 ~ +3 | 青森-4、岩手+3 |
関東甲信 | -2 ~ +5 | 長野+5、栃木、伊豆諸島、小笠原+3 |
東海 | -1 ~ +3 | 岐阜、三重+3 |
北陸 | 0 ~ +3 | 福井+3 |
近畿 | -1 ~ +3 | 滋賀、兵庫+3 |
中国 | -1 ~ +2 | |
四国 | 0 ~ +5 | 高知+5、愛媛+4 |
九州 | -1 ~ +5 | 宮崎+5、大分、熊本、鹿児島+4 |
沖縄・奄美 | 0 ~ +3 | 奄美、沖縄本島、大東島+3 |
地点 | 観測値 | 平年差 | 稚内 | -20.1 | -4.9 |
---|---|---|
札幌 | -17.3 | -4.1 |
釧路 | -14.5 | -2.1 |
秋田 | -12.7 | -2.8 |
輪島 | -7.7 | -0.3 |
つくば | -2.7 | +1.2 |
八丈島 | 1.2 | +1.7 |
松江 | -7.1 | -1.9 |
潮岬 | -1.1 | +0.8 |
福岡 | -5.1 | -1.4 |
鹿児島 | 0.4 | +0.6 |
名瀬 | 5.8 | +2.4 |
南大東島 | 11.4 | +4.7 |
石垣島 | 11.8 | +3.8 |
父島 | 8.2 | +1.8 |