国内気温概況:2022年12月4日8時(日本時間)までの最低気温の平年差
東日本太平洋側、近畿で冷え込み
【気圧配置】
06時では、低気圧がオホーツク海に3個、高気圧がモンゴル西部にあり、前線が奄美~小笠原諸島に停滞している。
【北日本:北海道、東北】
北海道は西よりの風、曇りや雪、東部は明け方以降次第に晴れで、冷え込みは弱く平年並み~高い所が多いが、平年より高いのは主に東部の冷え込みやすい10地点のみで、日本海側から流入しつつある寒気により宗谷の2地点(沓形、礼文)では平年より低め、留萌、檜山では全地点で平年並み。東北は、青森、秋田は雨や雨後雪で平年並み~高め、岩手、山形は曇り後雨/雪、宮城、福島は曇りや晴れで、平年並み~高くなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は晴れや曇りで平年並みの所が多いが、沿岸部や標高の高い14地点では風や暖気により気温が下がりにくく平年より高め~高い。日本海側は曇りや晴れ、明け方以降雨域が拡大し、冷え込みは弱く平年並み~高くなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿は曇りや晴れで全地点で平年並み。中国は曇り日本海側は明け方以降雨で、冷え込みは弱く平年並み~高めの所が多く、島根の2地点(海士、西郷)では平年より高い。四国、九州は曇りや曇り後雨で、暖気の影響もあり平年並み~高くなった。
【沖縄・奄美】
奄美は曇りや雨で暖気の影響もあり平年より高め~高く、沖縄本島、大東島、先島諸島は曇りや晴れで暖気の影響もあり平年並み~高めとなった。
※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。
※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。
※ 12月4日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし
2022/12/4 | 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て) | |
地方 | 平年差の最低~最高 | 平年差の大きい地域 |
北海道 | -3 ~ +7 | 宗谷-3、日高+7、上川、釧路、十勝+6 |
東北 | -1 ~ +10 | 宮城+10、山形+9、岩手、福島+8 |
関東甲信 | -2 ~ +7 | 千葉+7、長野+6、栃木、伊豆諸島+5 |
東海 | -2 ~ +6 | 静岡+6 |
北陸 | -1 ~ +7 | 石川+7、新潟、富山+6 |
近畿 | -2 ~ +2 | |
中国 | 0 ~ +6 | 島根+6、広島、鳥取、山口+4 |
四国 | +1 ~ +6 | 高知+6、徳島、愛媛+5 |
九州 | +2 ~ +8 | 鹿児島+8、宮崎+7、熊本+6 |
沖縄・奄美 | 0 ~ +6 | 奄美+6、沖縄本島+4 |
地点 | 観測値 | 平年差 | 稚内 | -11.3 | -0.1 |
---|---|---|
札幌 | -7.5 | +1.4 |
釧路 | 欠測 | |
秋田 | -0.3 | +4.4 |
輪島 | 0.0 | +1.8 |
つくば | 8.0 | +6.3 |
八丈島 | 7.8 | +2.6 |
松江 | 0.8 | +1.3 |
潮岬 | 3.8 | +0.2 |
福岡 | 3.6 | +2.2 |
鹿児島 | 7.6 | +3.0 |
名瀬 | 11.8 | +4.2 |
南大東島 | 13.8 | +2.9 |
石垣島 | 13.8 | +2.7 |
父島 | 12.2 | +0.3 |