国内気温概況:2022年12月17日8時(日本時間)までの最低気温の平年差
九州、沖縄・奄美で平年並み~高い
【気圧配置】
06時では、低気圧がオホーツク海と沖縄本島の東に、高気圧がモンゴル西部にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は西よりの風、晴れや曇り、日本海側や渡島半島の所々で雪で、平年並みの所が多いが、北部を中心に8地点では冷え込みが弱く平年より高め、東部を中心に16地点では寒気や冷え込みにより平年より低め~低い。東北は、日本海側は曇りや雪次第に晴れ、太平洋側は晴れや曇りで、平年並みの所が多いが、岩手を中心に18地点では寒気や冷え込みにより平年より低め~低くなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は晴れ後曇りで、平年並みの所が多いが、群馬の1地点(沼田)では冷え込んで平年より低め、伊豆諸島、千葉、山梨の6地点では冷え込みが弱く平年より高め。日本海側は、新潟は雪後曇りや晴れ、富山、石川、福井は曇りや晴れ所々で雪/雨で、全地点で平年並みとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿は曇りで全地点で平年並み。中国、四国は曇り明け方以降山陰や四国西部の一部で雨で、平年並みの所が多いが山口、徳島、高知の12地点では平年より高め。九州は、北部は曇りや雨、南部は雨で、平年並み~高めの所が多く宮崎、鹿児島の各1地点(神門、大口)では平年より高くなった。
【沖縄・奄美】
奄美、沖縄本島、先島諸島は北~北東の風、雨や曇りで、暖気により平年並み~高め、大東島は南東の風、曇りや雨で、暖気により平年より高め~高くなった。
※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。
※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。
※ 12月17日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし
2022/12/17 | 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て) | |
地方 | 平年差の最低~最高 | 平年差の大きい地域 |
北海道 | -5 ~ +4 | 網走、根室-5、釧路、渡島-4、 上川、網走+4、宗谷、十勝+3 |
東北 | -5 ~ +1 | 岩手-5、青森、山形-4 |
関東甲信 | -3 ~ +4 | 群馬-3、千葉+4、伊豆諸島、山梨+3 |
東海 | -1 ~ +2 | |
北陸 | -2 ~ +1 | |
近畿 | -1 ~ +1 | |
中国 | -1 ~ +3 | 山口+3 |
四国 | 0 ~ +4 | 徳島、高知+4 |
九州 | -2 ~ +5 | 宮崎、鹿児島+5、大分、佐賀、熊本+4 |
沖縄・奄美 | +1 ~ +6 | 大東島+6、奄美、大東島、先島諸島+3 |
地点 | 観測値 | 平年差 | 稚内 | -17.1 | -4.0 |
---|---|---|
札幌 | -16.7 | -5.8 |
釧路 | 欠測 | |
秋田 | -12.3 | -5.4 |
輪島 | -7.7 | -3.6 |
つくば | -1.7 | -1.0 |
八丈島 | 4.0 | +1.4 |
松江 | -5.9 | -2.9 |
潮岬 | -0.3 | -1.3 |
福岡 | -0.9 | +0.2 |
鹿児島 | 2.2 | -0.1 |
名瀬 | 8.6 | +2.9 |
南大東島 | 11.4 | +2.1 |
石垣島 | 14.4 | +4.5 |
父島 | 13.2 | +3.3 |