国内気温概況:2024年12月10日8時(日本時間)までの最低気温の平年差
関東~東海、九州などで冷え込み
【気圧配置】
06時では、低気圧がカムチャツカ半島の南に、高気圧がバイカル湖の西にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は北西の風、晴れや曇り、所々で一時雪で、風が冷え込みを抑えて平年並み~高い所が多いが、平年より高いのは東部の6地点のみで、後志の4地点とその他所々(6地点)では放射冷却により平年より低め~低い。東北は曇りや晴れ、日本海側は所々で一時雪で、風や雲が放射冷却を抑えて平年並み~高めの所が多く、秋田の1地点(大潟)では平年より高くなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は晴れ、栃木、群馬の北部山沿いの一部で時々曇りや雪、伊豆諸島、千葉、伊豆半島は一時曇りや雨、小笠原諸島は曇り時々晴れで、寒気や放射冷却により平年並み~低めの所が多く、長野の2地点(大町、白馬)では平年より低いが、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川と島嶼部では比較的冷え込みが弱く、全地点で平年並み。日本海側は曇りや晴れ、中越、上越は時々雨/雪、その他も所々で一時雨/雪で、平年並みの所が多いが、佐渡の1地点(相川)では風が冷え込みを抑えて平年より高めとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
晴れや曇り、山陰を中心に一時雨で、平年並みの所が多いが、宮崎、鹿児島の13地点とその他所々(7地点)では寒気や放射冷却により平年より低めとなった。
【沖縄・奄美】
晴れや曇り、先島諸島は所々で一時雨で、平年並みの所が多いが、奄美、大東島のそれぞれ1地点(古仁屋、南大東)では風が弱く放射冷却が強まり、平年より低め~低くなった。
※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。
※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。
※ 12月10日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし
2024/12/10 | 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て) | |
地方 | 平年差の最低~最高 | 平年差の大きい地域 |
北海道 | -7 ~ +7 | 空知-7、後志-4、釧路+7、根室、十勝+6 |
東北 | -2 ~ +5 | 秋田+5、他5県+4 |
関東甲信 | -6 ~ +2 | 長野-6、茨城、山梨-4 |
東海 | -4 ~ +1 | 三重-3、他3県-4 |
北陸 | -2 ~ +4 | 新潟+4 |
近畿 | -3 ~ +2 | 大阪、和歌山-3 |
中国 | -1 ~ +2 | |
四国 | -3 ~ +2 | 高知-3 |
九州 | -4 ~ +2 | 宮崎、鹿児島-4、大分、熊本-3 |
沖縄・奄美 | -6 ~ +1 | 大東島-6、奄美-3 |
地点 | 観測値 | 平年差 | 稚内 | -14.7 | -2.3 |
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札幌 | -12.1 | -1.9 |
釧路 | 欠測 | |
秋田 | -6.7 | -0.7 |
輪島 | 欠測 | |
つくば | -1.9 | -2.4 |
八丈島 | 0.0 | -3.8 |
松江 | -1.9 | +0.2 |
潮岬 | -2.1 | -4.3 |
福岡 | -3.5 | -3.4 |
鹿児島 | -0.3 | -3.6 |
名瀬 | 2.8 | -3.7 |
南大東島 | 5.4 | -4.6 |
石垣島 | 8.8 | -1.6 |
父島 | 6.4 | -4.5 |