国内気温概況:2025年3月29日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

8時までの最低気温の平年差
06時の天気図
8時までの最低気温
06時のIR画像

北海道、東北、関東甲信、東海で平年並み~高い

【気圧配置】
06時では、低気圧がサハリンの東と北海道の南東に、高気圧が黄河中流域と長江下流域にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は曇りや雪/雨、朝は南西部で晴れで、雲や風が放射冷却を抑えて平年並み~高いが、渡島では少し冷え込んで全地点で平年並み。東北は西~北西の風、曇り、所々で一時雨/雪で、風や雲が放射冷却を抑えて平年並み~高めの所が多く、岩手、宮城の6地点では平年より高くなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は曇りや雨/雪で、暖気の影響もあり平年並み~高いが、平年より高いのは静岡の7地点とその他9地点のみ。日本海側は曇りや雨、朝は所々で晴れで、平年並みの所が多いが、新潟の1地点(村上)のみ、海からの風により平年より高めとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿は曇り一時雨で、雲が放射冷却を抑えて平年並み~高め。中国は曇り所々で一時雨、後晴れで、平年並みの所が多いが、岡山の4地点では雲が放射冷却を抑えて平年より高め、島根、山口の各1地点(海士、秋吉台)では放射冷却により平年より低め。四国、九州は曇りや雨、朝は一部で晴れで、平年並みの所が多いが、海からの風の影響を受けた大分の1地点(豊後高田)と雲が放射冷却を抑えた愛媛、大分の4地点では平年より高めとなった。
【沖縄・奄美】
北よりの風、奄美、沖縄本島、先島諸島は曇り所々で一時雨、大東島は曇り時々雨で、全地点で平年並みとなった。

※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。

※ 3月29日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:なし

2025/3/29 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -1 ~ +7 十勝+7、上川、釧路、日高+6
東北 -1 ~ +5 岩手、宮城+5、秋田、山形、福島+4
関東甲信 0 ~ +7 山梨+7、埼玉、伊豆諸島、千葉、長野+5
東海 0 ~ +6 静岡+6、岐阜+5
北陸 -1 ~ +3 新潟+3
近畿 -1 ~ +4 滋賀、和歌山+4、京都、兵庫+3
中国 -3 ~ +3 島根、山口-3、岡山+3
四国 -1 ~ +3 愛媛+3
九州 -2 ~ +3 大分+3
沖縄・奄美 -2 ~ 0  
850hPa気温、平年差2025年3月28日 21時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 -6.5 +0.8
札幌 -5.3 +0.8
釧路 欠測
秋田 -3.9 -0.3
輪島 欠測
つくば 11.0 +9.1
八丈島 10.2 +5.3
松江 -3.3 -4.9
潮岬 9.4 +5.1
福岡 -0.9 -4.7
鹿児島 5.4 -0.6
名瀬 10.2 +1.2
南大東島 16.0 +4.4
石垣島 13.2 +0.6
父島 15.2 +4.6

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