全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年9月29日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・北極点近くの寒冷渦:寒気強化
・フランスの寒気トラフ:寒気南下
・シベリア85Eの寒冷渦:寒気南下
・カナダ90Wの寒冷渦:寒気南下
・ニュージーランドS部の寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・北極点近くの寒冷渦:寒気強化、850hPa・-16℃
・フランスの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が45Nまで
・シベリア85Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-12℃線が55Nまで
・カナダNW部のリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が70N以北まで
・同90Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-4℃線が60Nまで
・アメリカNE部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40N
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・大西洋30Wの寒冷渦:寒気北上、850hPa・4℃線が30Sまで
・インド洋90Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35S
・ニュージーランドS部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S近くまで
・太平洋165Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・12℃線が20S以北(フィジー)まで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -16℃:エルズミーア島のNW
・南半球低極 -48℃:南極大陸110E87S付近
・高極(29日00UTC) 28℃:マリ~リビアSE部
・高極(29日12UTC) 28℃:アルジェリア~サウジアラビア、アンゴラ、ナミビア、イラン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

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