全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年1月26日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・アイスランドのリッジ:暖気北上
・北欧の寒気トラフ:寒気南下
・中国110Eの寒気トラフ:寒気南下
・アメリカ90Wの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリアのSの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に太平洋160E~アルジェリア(00E)の流れで蛇行大
・アイスランドのリッジ:暖気北上、850hPa・-4℃線が70Nまで
・北欧の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が60Nまで
・中国110Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が30Nまで
・太平洋160Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が25Nまで
・アメリカ90Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が35N近くまで
・カナダ80Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-24℃線が55Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南極大陸120Wの高気圧:暖気南下、850hPa・-4℃線が80Sまで
・大西洋00Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が40S近くまで
・オーストラリアのS(115E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S以北まで
・ニュージーランドのSWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は45Sの少しN
・太平洋140Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -36℃:カナダ85W65N付近
・南半球低極 -24℃:南極大陸145E73S付近
・高極(26日00UTC) 24℃:アフリカ大陸の広範囲、オーストラリア、メキシコ
・高極(26日12UTC) 28℃:ナミビア、ウガンダ~エチオピア、オーストラリア

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です