国内気温概況:2018年7月7日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

8時までの最低気温の平年差
6時の天気図
8時までの最低気温
6時のIR画像

東海に暖気流入

【気圧配置】
6時では、前線を伴う低気圧が能登半島風付近、高気圧が北海道の北東にあり、温暖前線が東北南部、寒冷前線が中国、九州にかかっている。
【北日本:北海道、東北】
北海道は寒気が入っており、北部中心に冷え込んで平年並み~低い。東北は雨で平年並みの所が多いが、北部の内陸の4地点では平年より低めとなった。これは東から寒気が流入した影響と思われる。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
関東は雨による冷気に覆われて平年並みの所が多いが、伊豆諸島と千葉の南部では暖気の影響を受けて平年より高めの地点があった。東海と甲信は低気圧に吹き込む南からの暖気の影響を受けて平年並み~高め、北陸は雨で平年並みだが、新潟の1地点のみ暖気の影響を受けたようで平年より高めとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
上空の気温は平年並み、雨の所が多く最低気温も平年並みの所が多いが、近畿の数地点と高知の1地点で暖気の影響で平年より高め、長崎の1地点では北からの寒気により平年より低めとなった。
【沖縄・奄美】
上空の気温は平年並み、南よりの風が吹き続けて最低気温も全地点で平年並みとなった。

2018/7/7 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -7 ~ 0 上川、留萌-7、宗谷、網走-6
東北 -3 ~ +2 青森、岩手-3
関東甲信 -2 ~ +4 伊豆諸島、千葉、長野+4、山梨+3
東海 -1 ~ +5 静岡、岐阜+5
北陸 0 ~ +4 新潟+4
近畿 0 ~ +4 滋賀、和歌山+4
中国 -2 ~ +1  
四国 -1 ~ +3 高知+3
九州 -3 ~ +2 長崎-3
沖縄・奄美 -1 ~ +1  
850hPa気温、平年差
2018/7/6 21時(日本時間)
地点 観測値 平年差
稚内 6.2 -6.1
札幌 6.2 -6.4
釧路 3.2 -8.3
秋田 15.0 +0.9
輪島 16.2 +0.4
つくば 16.2 -0.5
八丈島 18.8 +0.5
松江 17.0 +0.3
潮岬 17.0 -1.0
福岡 17.6 -0.2
鹿児島 18.8 +0.6
名瀬 17.2 -2.4
南大東島 19.2 -0.1
石垣島 19.2 -0.7
父島 18.8 0.0

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