国内気温概況:2021年8月15日18時(日本時間)までの最高気温の平年差

18時までの最高気温の平年差
15時の天気図
18時までの最高気温
15時のIR画像

東北太平洋側、関東甲信で平年より低い

【気圧配置】
15時では、高気圧が千島列島と小笠原諸島の東にあり、前線が九州~関東南岸に停滞、前線上の関東の南に低気圧がある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は曇りや晴れで寒気の影響もあり平年並み~低く、特に十勝、渡島では日照が少なく平年より低い地点が多いが、概ね晴れた留萌では海からの暖かい風が吹いたこともあって全地点で平年並みとなった。東北は、太平洋側は曇りや雨で平年より低い所が多く、日本海側は曇りや晴れで寒気の影響もあり平年並み~低くなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
関東甲信は雨や曇りで寒気の影響もあり平年より低い所が多いが、前線南下前の暖気の影響を受けた千葉の4地点と少し日照のあった長野北部の4地点では平年より低め、前線の南側の伊豆諸島全地点と晴れた父島では‌平年並みとなった。東海は雨後曇りや晴れで平年並み~低いが、愛知、三重では平年より低い地点は無かった。北陸は雨後曇りや晴れで寒気の影響もあり平年並み~低くなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
曇りや雨所々で晴れて寒気の影響を受けた所もあり平年並み~低いが、中国では比較的日照が多く平年より低いのは4地点のみとなった一方、奈良、徳島、九州南部では雨の降った時間が長く平年より低い地点が多くなった。
【沖縄・奄美】
晴れや曇りで平年並みの所が多いが、奄美の1地点では日照が少なく平年より低めとなった。

※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成

※ 8月15日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:あり、上のメニューから「日本の気温」/「国内記録更新表」をご覧ください。

2021/8/15 18時までの最高気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -7 ~ +1 上川、十勝、檜山-7、後志、網走、胆振、渡島-6
東北 -10 ~ 0 宮城-10、青森、岩手、福島-9
関東甲信 -12 ~ 0 東京-12、茨城、群馬、埼玉、千葉、神奈川、山梨-11
東海 -8 ~ -1 静岡-8、静岡-7
北陸 -6 ~ -1 新潟-6、富山、福井-5
近畿 -7 ~ -2 奈良、和歌山-7、大阪-6
中国 -5 ~ -2 広島、島根-5、他3県-4
四国 -7 ~ -2 徳島-7、他3県-5
九州 -7 ~ -1 大分、熊本-7、長崎、宮崎、鹿児島-6
沖縄・奄美 -3 ~ +1 奄美-3
850hPa気温、平年差2021年08月15日 09時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 7.4 -5.9
札幌 9.0 -5.4
釧路 9.2 -5.4
秋田 13.0 -3.5
輪島 14.6 -3.2
つくば 15.0 -3.2
八丈島 21.6 +2.7
松江 14.4 -4.4
潮岬 18.2 -0.5
福岡 15.6 -3.1
鹿児島 18.8 -0.1
名瀬 20.2 +1.0
南大東島 20.2 +0.9
石垣島 19.8 +0.2
父島 18.6 -0.1

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