国内気温概況:2021年12月1日8時(日本時間)までの最低気温の平年差
東日本、北日本で平年より高い
【気圧配置】
06時では、低気圧が北海道の北西に、高気圧がモンゴルにある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は曇り後雨または曇りで暖気により平年より高い所が多く、平年より高めは北部の5地点のみで、石狩、釧路、胆振、渡島では全地点で平年より10.0℃以上高くなった。東北は曇り後雨で暖気により平年より高め~高い所が多く秋田では全地点で平年より高いが、南部では比較的暖気が弱かったようで山形、福島の計7地点では平年並みとなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
雨や曇りで暖気により平年より高め~高い所が多く、栃木、千葉、神奈川、山梨、静岡では全地点で平年より高いが、群馬、埼玉、東京の計7地点では暖気流入前の冷気により平年並みとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿は雨後曇り朝は一部で晴れで、平年並み~高く奈良は全地点で平年より高い。中国、四国は曇りや雨所々で晴れで、平年並み~高めの所が多いが所々(6地点)では平年より高い。九州は曇りや晴れで平年並み~高めの所が多く、熊本、鹿児島の計3地点では平年より高いが、寒気が流入しつつある長崎では全地点で平年並みとなった。
【沖縄・奄美】
北~北西の風曇り大東島は雨で、全地点で平年並みとなった。
※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。
※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。
※ 12月1日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:あり、上のメニューから「日本の気温」/「国内記録更新表」をご覧ください。
2021/12/1 | 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て) | |
地方 | 平年差の最低~最高 | 平年差の大きい地域 |
北海道 | +4 ~ +18 | 日高+18、胆振+17、石狩、釧路+16 |
東北 | +1 ~ +15 | 岩手+15、宮城+14、青森、福島+13 |
関東甲信 | +1 ~ +12 | 茨城、千葉、山梨+12、栃木、長野+11 |
東海 | +4 ~ +10 | 静岡+10、愛知、岐阜+9 |
北陸 | +3 ~ +9 | 新潟+9、石川+6 |
近畿 | 0 ~ +7 | 滋賀、和歌山+7、京都、奈良+6 |
中国 | 0 ~ +6 | 岡山+6、広島、山口+5 |
四国 | -1 ~ +5 | 香川+5、徳島、高知+4 |
九州 | -2 ~ +5 | 熊本、鹿児島+5、佐賀+4 |
沖縄・奄美 | -2 ~ 0 |
地点 | 観測値 | 平年差 | 稚内 | -0.1 | +10.4 |
---|---|---|
札幌 | 0.2 | +8.3 |
釧路 | 1.0 | +7.6 |
秋田 | 6.4 | +10.4 |
輪島 | 7.6 | +8.7 |
つくば | 5.8 | +3.5 |
八丈島 | 7.8 | +2.0 |
松江 | 5.6 | +5.3 |
潮岬 | 8.4 | +4.1 |
福岡 | 3.2 | +1.1 |
鹿児島 | 6.0 | +0.7 |
名瀬 | 8.4 | +0.2 |
南大東島 | 13.6 | +2.1 |
石垣島 | 9.4 | -2.1 |
父島 | 14.2 | +1.7 |