国内気温概況:2021年12月11日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

8時までの最低気温の平年差
6時の天気図
8時までの最低気温
6時のIR画像

北海道に暖気

【気圧配置】
06時では、低気圧が北海道の北と日本の東に、高気圧がモンゴル西部にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は曇りで暖気により平年並み~高く、胆振、渡島では全地点で平年より高くなった。東北は晴れや曇り日本海側の一部で雨で平年並みの所が多いが、沿岸部や標高の高い所など所々(10地点)では暖気の影響を受けて平年より高め~高くなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は概ね晴れたが暖気により冷え込みは弱く平年並みの所が多くなり、千葉の1地点では冷え込んで平年より低め、雲や風が冷え込みを抑えた群馬、愛知、岐阜、三重の計6地点では平年より高め~高い。日本海側は曇りや晴れ所々で雨で暖気の影響もあり平年並み~高めの所が多く、新潟の3地点では平年より高くなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
晴れ明け方以降は中国、近畿の一部などで曇り、冷え込みは弱く平年並み~高めの所が多くなり、長崎県壱岐・対馬の計3地点では平年より高いが、徳島、香川、大分では少し冷え込んで全地点で平年並みとなった。
【沖縄・奄美】
北東の風晴れや曇りで平年並みの所が多いが、奄美の1地点では平年より高めとなった。

※ 平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の5階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※ 図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。

※ 12月11日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新:あり、上のメニューから「日本の気温」/「国内記録更新表」をご覧ください。

2021/12/11 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 0 ~ +12 宗谷+12、十勝+10、上川、留萌、後志、根室、釧路、
胆振、日高、檜山+9
東北 -1 ~ +6 山形+6、青森、福島+5
関東甲信 -3 ~ +3 千葉-3、群馬+3
東海 -1 ~ +5 三重+5、岐阜+4
北陸 0 ~ +7 新潟+7、富山、福井+4
近畿 0 ~ +4 奈良+3、他5府県+4
中国 0 ~ +4 岡山、山口+3、他3県+4
四国 0 ~ +4 高知+4、愛媛+3
九州 0 ~ +6 長崎+6、鹿児島+4
沖縄・奄美 -2 ~ +3 奄美+3
850hPa気温、平年差2021年12月10日 21時(日本時間)
地点 観測値  平年差 
稚内 1.2 +13.7
札幌 2.0 +12.3
釧路 2.6 +11.2
秋田 2.2 +8.4
輪島 1.4 +4.7
つくば 3.6 +3.3
八丈島 4.0 +0.4
松江 2.2 +4.5
潮岬 3.2 +1.2
福岡 4.0 +4.3
鹿児島 4.6 +1.4
名瀬 7.8 +1.4
南大東島 8.4 -1.5
石垣島 10.0 -0.4
父島 8.0 -2.8

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