全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年8月3日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・イギリスの寒気トラフ:寒気東進
・モンゴルW部のリッジ:暖気北上
・アメリカW部の高気圧:昇温
・カナダ80Wの寒冷渦:寒気南下
・アルゼンチンの寒気トラフ:寒気東進
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・イギリスの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は50Nの少しN
・モンゴルW部のリッジ:暖気北上、850hPa・24℃線が50N以北まで
・カムチャツカ半島の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は55Nの少しS
・アメリカW部の高気圧:昇温、850hPa・28℃以上の領域出現
・カナダ80Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・8℃線が50Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋05Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が25Sまで
・インド洋60Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40Sまで
・オーストラリア125Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は25Sの少しN
・ニューカレドニア付近(165E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は20Sの少しN
・太平洋150Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30Sまで
・アルゼンチンの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30S
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:北極海
・南半球低極 -36℃:南極大陸20E付近
・高極(3日00UTC) 32℃:サウジアラビア~アフガニスタン、アメリカW部、メキシコN部
・高極(3日12UTC) 36℃:サウジアラビア
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/