全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年8月13日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ドイツ~北欧のリッジ:暖気北上
・シベリア130Eのリッジ:暖気東進
・カナダ95Wのリッジ:暖気東進
・ブラジルのSEの寒気トラフ:寒気北上
・ニュージーランドのEの寒冷渦:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・イベリア半島の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・12℃線は45Nの少しS
・ドイツ~北欧のリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が70Nまで
・シベリア130Eのリッジ:暖気東進、850hPa・16℃線は60N
・東シベリア海の寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が60Nまで
・カナダ95Wのリッジ:暖気東進、850hPa・16℃線は65N
・ラブラドル海の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が50N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・ブラジルのSE(30W)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が20S近くまで
・南アフリカのWの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が40S以北まで
・インド洋60Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35S
・ニュージーランドのE(165W)の寒冷渦:寒気北上、850hPa・0℃線が35S以北まで、同8℃線が20S以北(フィジー近く)まで
・太平洋100Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は25S
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:東シベリア海
・南半球低極 -44℃:南極大陸10W、110E付近
・高極(13日00UTC) 32℃:サウジアラビア~アフガニスタン、アメリカSW部、メキシコN部
・高極(13日12UTC) 36℃:サウジアラビア~アフガニスタン
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/