全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年10月31日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・アイスランドの寒気トラフ:寒気東進
・イギリスの高気圧:暖気北上
・ロシア45Eの寒気トラフ:寒気南下
・アメリカNE部のリッジ:暖気東進
・オーストラリア150Eの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・イギリスの高気圧:暖気北上、850hPa・12℃線が55N近くまで
・フィンランドの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が60N近くまで
・シベリア85Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-8℃線が55N以南まで
・アメリカ110Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35N
・カナダ90Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-4℃線が50N以南まで
・大西洋50Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35N
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋20Wの寒気トラフ:ブロッキング、850hPa・-4℃線は45S
・インド洋85Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35Sの少しN
・オーストラリア150Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が35Sまで
・太平洋95Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -24℃:グリーンランド
・南半球低極 -24℃:南極大陸の広範囲
・高極(31日00UTC) 28℃:アンゴラ
・高極(31日12UTC) 28℃:アフリカ大陸S部、オーストラリアW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧10月31日12UTC
北半球500hPa高度10月31日12UTC
南半球海面気圧10月31日12UTC
南半球500hPa高度10月31日12UTC
全球500hPa高度10月31日12UTC