全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年11月16日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ノルウェーの寒冷渦:寒気南下
・中国125Eの寒気トラフ:寒気南下
・アメリカSW部の寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリアSE部での暖気南下
・チリのWの寒気トラフ:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・ノルウェーの寒冷渦:寒気南下、850hPa・0℃線が55N以南まで
・ギリシアの寒冷渦:寒気南下、850hPa・8℃線が35N以南まで
・中国125Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が40Nまで
・アメリカSW部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が25N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋20Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35Sまで
・オーストラリア130Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が30Sまで
・オーストラリアSE部で暖気南下:850hPa・20℃線が40S近くまで
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35S以北まで
・チリのW(80W)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30Sまで
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -24℃:北極海、シベリア
・南半球低極 -24℃:南極大陸の広範囲
・高極(16日00UTC) 24℃:アフリカ大陸S部、スーダンSE部とその周辺、メキシコ、アルゼンチンW部
・高極(16日12UTC) 28℃:アフリカ大陸S部
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/